本当にコレだけです…。
東京メトロ内なら、代々木公園行くのにJRの車両に一区間だけ
乗りましたが…。
E531系やE231系に『フレッシュひたち』専用列車やシーメンスの
VVVFを搭載した通勤電車とか、色んな車両が走っている常磐線
ですが、一時期一人暮らししていた福島県の『いわき』へ行くのに
コレしか乗れませんでした。
でも、この『スーパーひたち』号に乗ると、色んな景色が見れましたよ。
始めは上野を出て色んな鉄道路線とオーバークロスしたり、大都会の
街中を走ったり、下町風情のこる地域を走って、気が付けば都と県の
境に来てて、日本一長い利根川を越えます。
そして景色は田園が中心の住宅地へと移り、複々線だった路線は
複線へと減ります。
暫くして『取手』という駅を通過した直後に日清のカップラーメンの工場が
見えて、カップラーメンの形をした上から湯気らしきものが出る煙突?
看板?が見えた直後、いきなり車内が停電します。
これは、上野~取手間を直流電流で走っていたものが、取手以北は
交流電流で走る、いわゆる『デッドセクション』という電源切替区間を
通過する時に起きる電源遮断動作です。
そして暫くして車内に灯りが灯り、空調関係やらが再起動してまた走り
続けて、気が付けば一度訪れた事のある土浦を通過します。
そして土浦を通過してまた田園地帯やカーブを越えて、茨城県最大の
都市であり県庁所在地である水戸へと到着します。
水戸の街も、本当に凄い繁華街です。商業ビルも立派なのが立ち並び
岡山の後楽園のような大きな庭園まで駅の近くにあります。
そして水戸を出ると、勝田・大甕?と連続して停まって暫く通過駅も
ありますが、やがて日立に着きます。
日立もとても素敵な街です。太平洋に向けて家々が立ち並び、道路も
かなり整備されていて、色んなお店もあります。
日立からは、ほぼ海岸沿いを走って北茨城辺りからまた少し内陸に入って
泉に停車、泉では確か…いわき市小名浜へ向かう産業列車が出ていたと
思いました。
気付けば泉手前から福島県に入っており、映画『フラガール』の舞台の
湯本に停車、そして湯本を出て数分後には日本で3番目?に面積が大きな
市であるいわき市の中心『いわき(平)』駅へと到着します。
上野からの所要時間は約2時間、水戸までがちょうど1時間です。
常磐線は凄く強いイメージがするし、『本線』と謳ってないにも関わらず、
一時期は寝台特急が走ったり今でも貨物列車が頻繁に走る、途中まで
複々線のかなり重要な路線です。たまにお召し列車の試運転もありますしね。

ちなみに『いわき』へ向かうには、昼間は『スーパーひたち』しかありません。
『フレッシュひたち』は水戸や日立への客を狙った特急なんで、水戸の少し
上の勝田や、日立辺りまでしか行きません。ちなみに最終の上野発の
『フレッシュひたち』はいわき行だったと思います。そして、『フレッシュひたち』
だからと、専用の最新型特急列車が来ることもありません。『スーパーひたち』
専用車両が『フレッシュひたち』として順ずる事も、日に数本あります。
あと、E531系の普通?快速?列車も、水戸か日立位までですね。
朝夕にいわきまで行く便もありますが。あと、いわきから水戸線を走って
東北本線の小山へ向かう直通列車も数本有ります。