朝5時半の下り一番電車に乗って姫路へ行き、あと2日で姿を
消す昭和から時代を走りぬいた寝台特急『なは・あかつき』の
最後の雄姿を見に行きました。
小学生の頃、朝登校して上階の教室より外を眺めていて、必ず
寝台特急『なは』が大阪方面へ向かって走っていくのを観てた
記憶があります。
しかしながら、その間近を走る寝台列車にお世話になることは
生涯全くありませんでした…。
なぜなら、生まれながらにあった環境としての『新幹線』の
存在が大きかったからです。
結局新幹線を利用するのが当たり前でした。
飛行機は元々恐怖症でまず滅多に利用しないし、場所によって
サーキットとかになると、最寄の公共交通機関で行けない場所が
あり、そうなると愛車で7時間かけて走って行ってました。
まぁ、そんな感じで寝台特急とはあまり馴染みが無いんですが、
東京以西の在来線で、機関車が引っ張る寝台車形式の
通称『ブルートレイン』が、あと2日で完全消滅するんで形に残そうと
撮影しました。
しかし、日出後間もなくの到着だったんで、撮影がまだまだ未熟の
自分にとって、ピントが合わなかったりシャッタースピードが全然
違ってたりと、納得いく作品が撮れませんでした…。
『ブルートレイン』と言える唯一の青いボディの車両もこんな感じで
かなりピンボケしてしまいました…。
しかし、この写真からも分かるように、車体はボロボロで色落ちや錆?
もハッキリと目視できます。
せめてもの残り数日間の運転で、綺麗な車体を走らせて欲しかった
と思ってます。
でも…女性専用車両だったかな???忘れました…。
リクライニング式?の椅子に座って、たぶん九州及び山陽区間内
の短距離的なミッドナイト移動をされるお客様向けに改良された
車両じゃなかったかな?と思います。
影響により10分近く遅れて到着し、通勤時間も重なりかけてたんで
新快速電車等の近郊型電車の発車を繰り上げたりと調整し、
この寝台特急『なは・あかつき』も、普段はもう一つ奥の乗り場に
入るんですが、手前のホームに入ってくるという撮影者に向けた
ちょっとしたサプライズ的なサービスをしてくれました。
しかし…本当に撮影が素人なんで、お見苦しい画像ばかりで
申し訳ありません。