自衛消防業務再講習 | 『遊び』のススメ

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独自の視点で見たこと、聞いたこと、感じたことを書き連ねて参ります。(^^)v

本日・・・というても日付が変わりましたが、5年に一度の資格更新の再講習へ出向いてまいりました。

 

自衛消防業務講習というのは、人が大勢出入りするような建物の防災管理において消防法の定める自衛消防組織の設置に関しての勉強会みたいなものです。

 

特徴としては、図上訓練があります。

10人編成のチームで各々が役割を与えられていて、「統括管理者」が発災情報を受けそれぞれの班長(救護班とか)に対処指示を出す、みたいなことを1時間かけてみっちりやります。

役振りはあらかじめ決められていて、当日朝、会場入りした時にわかります。

ここで統括管理者とかだと忙しいので大変ですのよ。😅

 

さて今日は・・・中吉❗️😆

無事、「記録班長」という任務が与えられましたw

サラサラっと記録をとって終わりかと油断してたら、記録班長宛に「避難階段に非常持ち出し袋が放置されてる」とか言うてくるし。

(それ、僕の仕事?避難誘導班でしょ?🤔)

とか思いつつ状況を統括に報告したら、今日の統括さんはかなりシッカリしたお姉さんで、「通れるの?」と突っ込んで来はりまして。

「ダンボール箱で7個がバラ積み。端が通れますが、人が殺到すると危険です。可能なら対処を」と進言。

状況設定がとにかく微妙でして。

要するに、様々な事案が刻一刻と報告されてくる中で全部を対処するのは無理で、取捨選択と優先順位の決定を常に要求してくるんですよ。

 

ちなみに今日の設定は地下4階、地上40階の複合ビル。

中層階に集合住宅で、上層階はホテルという建物で、震度6強の地震と5弱の余震、断水に停電、工事中のホテル客室から出火という、なかなかありそうな状況でした。

でもね、実際には上層階で出火したって消せる余裕も無いし、エレベーターだって使えないし。

その場にいる人が消すか逃げるかしかないんですよね。

119はパンクするし、繋がっても消防隊は道路上で立ち往生しますし。

なので、生き延びることを最優先に逃げるのが正解だと思ってます。

 

まあ、そんな講習会で結構疲れてさっきまで寝込んでました。