ヒゲそり中に胸ポケットのスマホが振るえ、光りに気付いた担当さんが、
「出なくていいですか」
と言ってくれましたが、しばらく振るえて止まったのでそのまま。
店から出て確認したらオジイの病院からでした。
(いつもの洗濯物かなんかかな)
折り返しかけたら転送に転送で保留され3分を超えたので切って帰宅。
途中でまた着信してましたが、そのまま寝てしまいました。
日が暮れる頃に目が覚めて通知履歴をみたら妹からLINEで病院云々。
「オジイ、腸捻転と肺炎を発症であるいは今日、明日・・・」
夕方になって、
「状態が少し落ち着いたので家に帰る」
とメッセージがありまして。
本家の叔父に報告したら夜間でも面会できるがどうかを聞かれたので病院に確認し、再連絡。
その際看護師さんから、
「容体急変の場合、深夜でも電話していいですか?」と言われたので、いつでもどうぞと。
・・・そんなこんなで、病院からの急変連絡を待つオカシナ感じになっております。
待ちわびたコトでもありませんが、昨年9月に誤嚥性肺炎を発症してからずっと栄養点滴できたわけで、いよいよ最期かな、と。
奇しくもいま、お友達で腸捻転を発症し入院が3カ月に及んで凹んでるヤツがいます。
だけどそちらは回復すれば自分の脚で立ち、歩き、なんだって出来るわけで。
みんな出来ないことばかり見つけ出すことには長けてるんですが、実はそれ以上に出来ることだらけなんですよねー。
うちのオジイはそろそろ終わり。
そのことがかえって、みんなまだまだ何でも出来るんだ、ということを浮き上がらせ、知らせてくれてる気がします。
