足腰がすっかり衰えて、いよいよ特養に移ることに決まりました。
ショートステイでの待機という格好で、本入所までの間、以前お世話になってたケアマネさんにまた担当して頂くことになりました。
一緒におじいの顔見に行きましたら、ケアマネさんのことは覚えてませんでした。
ワタクシのことも、弟と感違いしてたようです。
覚えてなくても構わないんです。
身体が衰えていく過程で記憶がなくなるのも道理。
根っこ・・・んー、魂の部分ではわかってるはずなので。
ケアマネさんの質問に本人は、
『家に帰りたい』
『皆んなで居るほうがいい』
相反することを言います。
もはや家に戻れないことはわかってるのかもしれません。
せめて成仏するまでは、この家を残しておかねば。