画期的ではなかろうか | 『遊び』のススメ

『遊び』のススメ

独自の視点で見たこと、聞いたこと、感じたことを書き連ねて参ります。(^^)v

前評判最強クラスの台風19号。
先ほど我が街上空付近を通過した模様。
吹き返しの風が強くなって、雨の降り込む向きも変化。
うっかり窓がちょい開きだったところを濡らされてしまいました。

しかしながらもうすでに980hPaまで気圧が上がっており、まもなく温低になるんじゃないか?みたいな感じです。

さて。
前評判が高かったこともあったので、JR西日本は昨日のうちに今日の16:00頃をもって京阪神エリアの運行をすべて取りやめると発表しました。
『安全』を最優先にするとこうなるのは必定でしょうか。
事前に決定するのはなかなか難しいことでしょうけど、JR西日本には特別の事情があるんじゃないかと。

2005年4月25日、106名の乗客が犠牲になった福知山線脱線事故。(運転士も死亡)
このとき、安全に対する企業姿勢が袋叩きに遭いました。
過酷な『日勤教育』というペナルティーを課す企業風土が事故を誘発した、安全性を考慮せず線路の効率化で現場付近を急カーブに付け替えたというのが主要マスコミの論調でした。
これね、制限速度70km/hのカーブがそんなに危険なのか?と思いましたけど。
ワタクシは事故の直接原因は運転士の自己保身だと思ってますけど、現場で死亡しているので矛先はすべて会社へ向きました。
このこと、今回の運転全面とりやめの事前決定に大きく影響してるのではないかと考えます。
今でも事故現場付近に差し掛かると違和感あるくらいの減速走行してますから。

ところで。
『14:00頃から間引き運転を開始、16:00頃には全面運行とりやめ』
と前日から公表されているというのに、16:00まで走っていると独自に解釈した人たちは、駅で途方に暮れているようで。
電車は次々に来るとでも思ってるのか知りませんが、編成ごとに一定区間を往復しているのでギリギリまで普段通り来るワケがありません。
この場合は14:00で運転打ち切りと考えるのが妥当ですな。

実際のところ、当日その場でどうなるかわからないよりも、事前に十分な時間をとって発表してくれたことは画期的ではなかったでしょうか。
そのことで駅近隣で営業する店舗なども計画的かつ早々に閉店時間を決められ、従業員さんたちにも優しい状況になったようです。

JR西日本に比較して、京阪神地域でほぼ並走している阪急電鉄は今朝、駅構内の表示・アナウンスで、
『台風接近による強風などの影響により、運転を見合わせることがあります』という案内を繰り返していました。
がんばって運転続けてくれるのも有り難いことですが、普段よりそのアナウンスの曖昧さを感じてしまいました。

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雨上がった~音譜にひひ