福島原発の事故直後、原子力安全委員会のこの提言が、どうやら災害対策本部あたりで無視されたらしい。
市町村は、上級役所の指示がなければ動けない。いや、(あとで責任を問われるのを恐れて)動こうとしないのかもしれない。
経産省の担当課長はマスコミの取材に、
『提言は受け取っていない。』
『もし、本当だとしたら、残念だ。』
『当時は避難を優先していた。混乱のさなかだった。』
あくまで、その非は認めないという、お役所姿勢というか官僚態度。
大量の犠牲がでなければ、なにもできないし、やらない。
被害を完全には防ぎきれないとしても、最小限に止めることすらやってない。
・・・なんのための役人なのか。
役人がその役職にある職責を果たせなかったのに、『知らなかった』の一点張りでまぁだそのイスに居座り続けようとする。
まったく意地汚く、見苦しい。
責任負うのが怖いなら、ワシが替わってやるわ。
