船頭は、『子供が暑がるのが可哀想だから・・・』と、決められたことを棄て続けた。
救命胴衣を着用していたら助かったかどうかは、結果論。
だけども、船頭の余計な気遣いが、事実として子供を含む数名の乗客を死に至らしめる結果に至ったわけです。
乗客の側にも甘えはあったでしょう。
(観光船だから、危なくない)
言われないから、安全装備を装着しない。
子供だけ着用義務があるのは、子供の為す危険予測・判断が大人に劣るとされているからです。
いつも思います。
最後の線を、なぜ親が守ってやれんのか、と。
残念でなりません。
事故は起こります。いずれ、かならず。
その時のための保護措置を軽んじれば、被害は大きくなるのは必然。
船頭も、運営会社も、そして乗客も。
誰もが、横着でしたわなぁ。

誰もがこの事故に、学ばねばなりません。