カロン★です
このページにお越しくださりありがとうございます
一年近くブログを更新していませんでした。
最近は以前より長く、悟りの状態に居られることが
できるようになりました。
「エゴの揺り戻し」も分単位で襲ってくるのですが、
以前の何一つ知らなかった頃や、
なんとなくわかってはいるけれど、具体的に理解できていなかった頃と比べると、
「揺り戻し」が来ても
「あ、来たぞ来たぞ」と気づくことができるように
なってきました。
まあそうは言っても気長な訓練ですから、
焦らず少しずつ進んでいくしかないのですが。。
今日は「自分に優しくする」ことについて、
最近とても大きな気付きがあったので、
シェアしたいと思います。
よく、不満や否定、批判の感情はよくないので、
ネガティブな感情を手放しましょう。
などと言われます。
そして、それがなかなかできないから
悩むし、苦しいのだと思います。
実はこのことが、
「エゴの操作」だということに気づくようになりました。
早い話が、
「ネガティブな感情が私達を不幸にする」
のではなくて、
「ネガティブな感情を持った自分を責めることで不幸になる」のです。
嫌悪感や嫉妬、怒りなどのネガティブな感情が湧いてきたら
そのような感情を持つ自分に対して、
「本当にお前はだめだな」
というように自分を責めるんです。
その声が自分を知らず知らずのうちに苦しめ、
疲弊させ、力を自分自身から奪ってしまいます。
だから
ネガティブな感情がわいてきた時に、
できるだけ感情に早く気づいてネガティブな感情を手放す
のではなくて・・・
ネガティブな感情がわいてきた時に、
自分を攻撃する頭の声にできるだけ早く気づいて
その声が自分ではないことを宣言する
これがほんとうの意味で「自分に優しくする」
ということだと最近気づきました。
私達は多分みんな、
穏やかで、優しくて、親切で、
人から愛されて信頼されるような
素敵な人間になりたいと思っていると思います。
そして、そのような理想の人間が持ってはいけないような
ネガティブな感情が自分の中にわいてきた時に
とてつもなく自分にダメ出しをする癖があります。
その自分を非難する声があまりにもしょっちゅうなので
その声と自分を分離することができず、
無意識で延々と陰湿なイジメにあっているようなものです。
苦しい人は、自分をいじめている。
自分を常に判断し、批判し、叱咤している。
そしてその声は、あまりにも自然で、
BGMのように常に聞こえているので
多くは気に留めもしないのです。
「自分に優しくする」というのは、
自分に、いかなる例外も作らず
常に優しくするということです。
一日中、ずっと自分に優しくすることに
神経を集中することです。
ネガティブな感情がわいてきたら
自分を責めるのではなくて
ネガティブな感情がわいてきた＝自分を優しくすることをサボっている
ということなのです。
誰かを非難したくなったり
自分の境遇を嘆く声は
自分に優しくすることを怠っているだけのことなのです。
だから、
「あ、そうか、自分に優しくすることから意識がそれていたぞ」
と気づいて、また自分に優しくするだけでいいのです。
なんでこんな感情を持ったんだ、とか
いつまで経っても進歩しないな、とか
やっぱり結局だめなんだ、とか
自分の感情にダメ出ししていくと、
もう沼に入っていくしかありません。
自分に優しくする
24時間自分に優しくする
そういう覚悟をすることが、
本当に大切だと思います。
ただ、エゴはいつでもどこでも揺り戻しをかけてきます。
3歩進んで2歩下がる
どころか、3歩進んで4歩下がるような気持ちにさせるのが
エゴです。
そのような気持ちはすべてエゴの策略ですから
耳を貸さずに、
自分に優しくすることだけに
全力で取り組むのです。
私も取り組み中ですし
実際そんなに簡単にうまくいくのであれば
誰も苦しむ人なんていません。
だけど、普通の生き方をしていて生きづらい人は
（私のように）
頭の中の声が本当に厳しいのです。
その声に気づいてほしい。
一体頭の声が
どれだけ自分を痛め続けているか。
私自身は
その声に始めて向き合って
あまりの辛辣さに愕然としました。
よくそのような声を何十年も聞きながら健気に生きてきたねと
自分を哀れみ労いたくなる気持ちになったりもします。
まあそのように感傷的になっても
エゴはすぐにそこから話しをそらして別の思考の道におびき出してくるものなので
自分をねぎらったあとは
自分を安心させて
何一つ問題というものは存在しておらず
今自分に親切に
優しい言葉をかけてあげる
優しく優しく。。。
自己卑下が進みすぎた場合
自分に優しくするためには
ちょっとした意識の改革が必要になります。
その話はまた別の機会にしたいと思います。
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最後までお読みくださりありがとうございます
よかったらこれからもお付き合いください
カロン★でした