カロン★です


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前回は月についておおまかに書いてみました。

 

 

 

今回は月と冥王星のアスペクトについてお話します。

 

 

月のサインやハウス、他の天体とのアスペクトをすっ飛ばしていきなり月と冥王星のアスペクトという大胆な切り口で行きたいと思います。

 

 

 

個人的には月と冥王星のアスペクトほど

その人に濃厚かつ決定的な個性を与えているものはないと

思っているからです。

 

 

 

私が知っている限り

月と冥王星のオーブの小さいハードアスペクトを持っている人に常人はいません。(特に0度と90度)

アスペクトの種類やオーブ(角度の鋭さ)によって

現れ方は様々ですが

オーブが狭ければ狭いほど、アスペクトが強ければ強いほど

独特の個性を放っている人が多いと思います。

 

 

太陽と冥王星のアスペクトも、もちろん個性的な人が多いのですが、前のブログで述べたように、月は無意識で万人が獲得している天体であるがゆえに、太陽の獲得度合いに関係なく

例外なく顕著に現れているように思います。

 

 

 

アスペクトの強さの順でいうと、0度(コンジャンクション)、180度(オポジション)、90度(スクエア)、120度(トライン)、60度(セクスタイル)、150度(クインカンクス)、135度(セスキスクエア)、165度(クインデチレ)、45度(セミスクエア)という具合です。

 

 

 

ただ、アスペクトによって特性が異なるため、

0度や90度が傍から見ると一番如実に個性として現れているように思います。

 

 

ただ、一見見えくい、自覚しにくい180度やマイナーアスペクトであっても、無意識の分野で重たい感覚をもたらします。

これは月と冥王星のアスペクトを持たない人にはなかなか理解してもらうことは難しいと思います。

 

 

以下青字部分は松村潔先生、ルル・ラブア先生、マドモアゼル愛先生などの引用になります。

 

 

 

月と冥王星のアスペクトは

強い感情的性質

を表します。

 

 

 

何度も壊してやり直す能力。

常に感情的な爆発を体験し、全てを終わらせて新天地でやり直す能力がある。平凡な日常では能力が発揮されない。

煮詰まって爆発し、新しい気持ちを掻き立てる。

このアスペクトを持つ人の母親は、能力がありながら、そのすべてを使い切れずにいた人で、エネルギーが余っていた。その無意識を受け継ぎ、日常を壊すことで、力を出すやり方を覚える。対人では常に相手が折れるしかない。

 

 

大変激しく濃ゆいアスペクトです。

 

 

もう少し具体的に見ていくと

 

 

月と冥王星が0度

爆発的に気分が変わりやすく、極端な感情表示をする傾向がある。感情が極端に深まった時の実感を確かめないと自覚できない。日常の心理状態が続くとボケた感じになり、時々リフレッシュのために極端な感情状態を味わうようにしないと、生き生きすることができない。普通の人がパニックになるようなときに、急に目覚める。

(女性)根本的な強さを表し、濃い個性が特徴

(男性)自分と同じように野心家の妻を求める

 

 

 

月と冥王星が180度

極端な感情体験を求める。

(男性)非常識な女性を引き寄せる

(女性)非常識な体験を自分で実践する。私生活すべてを支配下に置こうとするので、他人との同居は相手が従うしかない。本人はほとんど気にせず周りに迷惑を掛ける。本人は生まれたときからそれが普通。

 

 

月と冥王星が90度

集中力(冥王星)と穏やかさと満足を求める気持ち(月)の間に、分裂がある。普段優しくても、急に残忍な性格になるなど、二重化される傾向。幼少期に感情の連続性を断ち切られたことが原因。

冥王星は無自覚のため、周囲に負担をかける場合もある。活力が抜けて極端に無気力に陥ることもある。回復のためには極端な感情にはまらないことが大切だが、渦中にいる時は聞く耳を持たない。

 

 

月と冥王星が120度

何かの影響で心理的に傷ついても、修復できるアスペクト。

修復のためには深く集中した感情体験をする必要があるため、集中できるものを持つといい。耐久力も備わり障害も解決できる。幸運なアスペクト。

 

 

月と冥王星が60度

冥王星の深い意識が人格に安定感をもたらす。冥王星が過剰に月に干渉することはないので、気持ちの能動的コントロールに長けた人もある。回復力のある耐久性のあるキャラクターが作られる。

 

 

月に金星や木星などのベネフィック天体がソフトアスペクトを持っていても、動きの遅い天体がハードで関わっている場合、その影響のほうがずっと大きいと思います。

 

 

月のハードアスペクトは幼少期の母親との関係を表します。

月と冥王星のハードアスペクトを持っている人で、

母親との関係で心に深い傷を持っている人がたくさんいます。

ただ、それは自分がどの関係を通じて強い感情的性質を味わうと、すでに設定されて生まれてきた、と言い換えることができるのです。

 

 

出生の月のアスペクトはその人の無意識の心身の状態に決定的な影響を与えます。

そのことに気づき、そのことを俯瞰して見ることができるようになるまで、母親やそれに付随する深く刻まれた傷を克服するのは本当に困難だと思います。

 

 

月は現実ではなく、死の星です。

だから現実の自分が自分の月を俯瞰して観察することができるようになれば、出生の月がどのような状態であったとしても克服することができます。

 

 

月は狡猾で、月の間口はとても広いのです。

無意識でいる状態は皆例外なく月で生きています。

自分の胸の奥に深い傷として刻み込まれている月のアスペクトを、意識的に見ることが、人生を劇的に好転させるきっかけになります。

 

 

 

母親というのは

自分の中にしか存在しません。

母親が実際にまだ生きていたとしても

その生きている母親と、自分の心にある母親というのは

全く違うということです。

 

 

母親を含めて自分をとりまく環境というのは

自分が世界をどのように認識するかで全く変わります。

 

 

 

月のハードの意味は、生まれながらの無意識の状態でいると

外界を歪んだ状態でしか認識できないということです。

 

 

とても苦しいし、生きづらいと感じます。

苦しい。。。

そして逆を返せば、月に気づきやすいのです。

そして冥王星という、地球(占星術で言う太陽)から一番遠い、不可避の影響力を持つ天体と、月のアスペクトを理解すれば

必ずそこから抜け出ることができます。

 

 

マドモアゼル愛先生は、

月さえ本当に理解すれば、占星術のほとんどを理解したと言っていい

 

 

とおっしゃっていました。

 

 

左脳で理解したあと

自分の深い部分で月というものがどういう存在なのであるかというのを

染み渡らせて、腑に落としていくと

無意識に入り込んでいた月をあぶり出すことができます。

 

 

 

 

それでは今回はこのへんで。。。

 

 

ホロスコープ鑑定のご相談はメッセージでお知らせください🤲

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みくださりありがとうございますニコニコ

 

 

 

よかったらこれからもお付き合いください

 

 カロン★でした