所属する某団体でペーパーレスの動きが始まったことをきっかけに、
他の資料や書類もできるだけペーパーレスに変えていくことにしました。
データで送られてきたものはデータのままでメモしたり、加工したりして保存。
講演会の資料など紙で保管していたものはデータ化して保管。
初めから紙で来るものはしょうがないですが、
今後はそれもデータで送ってもらうようにお願いしようかと思っています。
デジタル書籍に触れていて思うのですが、
やっぱり人間は紙がないと記憶も思考もできない生き物です。
タブレットの画面に表示されている文字はしょせんデータであって文字ではなく、
あとから思い出す、読みながら考えるということに関しては本物の紙媒体にどうしても近づけません。
会議資料もやはりデータ化すると同じ事が起こりますが、
それによって劣る記憶や思考よりも、それらの資料を常に閲覧できる状態にあることのメリットのほうが
よほど大きいと感じています。
もちろんタブレットや書き込めるペン、アプリの準備という環境は必須です。
世の中時短やコストカットという視点でペーパーレスを進めていくケースが多いと思いますが、
全員が環境とスキルをそろえることができれば共有や統一、効率化というメリットも得られるはずです。
現実的に社内や団体内でそれらをそろえることは難しそうです。
どうしてもついてこられない人が出てきます。
ペーパーレス化の案内を紙で発出するという矛盾を乗り越えていかなくてはならず…。
効率化の観点からはむしろマイナスなのかもしれません。