先日、久しぶりにオフ会というのかな、ランチ会に参加させて頂きました。

トット君ママさん、貴重な機会をありがとうございました。

オフ会、実に15年ぶり。
以前はジャニ友と、オフ会したことあったなぁ~(遠い目)

最近、療育をガッツリやってないから、最新の情報を持ち合わせてないのにも関わらず参加し、聞き役に回るばかりで、貴重な経験を吸収させてもらうばかりだったけど。

その時、年中ママさんがいて、どうしたらIQ上がりますかって聞かれたんだけど、
正直明確な何かなんて、あったら私が知りたいくらいだし、
だからといって、何もしなくていいわけでもなくて、

あの時の私はがむしゃらで、どうにかして娘が周囲のサポートを受けながら、自分で生きていけるのかを模索していて、本も読みまくったし、講演会にも行ったし、療育の先生方から聞いたアドバイスを、必死に我が家版として工夫して、何とか娘が一つでも出来る分かるを増やしたくて、がむしゃらでした。

その中でも、一番参考にしたのが、この本。
本当に本当に、この本には助けてもらったと思う。
視覚支援とは何なのか、どうしたら我が子に伝わるのか、何を伝えるのか、それらのヒントがちりばめられてる。

あと、親がする大事なことは、我が子を冷静に観察すること。
スモールステップはどこなのか、何を習得させたいのか、自分で工夫出来ることは何なのか、を、探る。観察して、実践する。
そして、諦めない。
出来なくても、今じゃないだけと、思って、
継続していくことを止めないことかな。

親の力で何とか出来る小さいうちでしか、教えることが出来ないことは、絶対にあるし、それを教えなかったら、我が子のためにならないと信じる。泣こうが叫ぼうが暴れようが、娘のために、自分を信じて娘に教える。

不安が強かった娘。
軽度知的よりの境界域だった娘。
全部教える必要はないから、大丈夫。
10あるうち、親が教えるのは2-3くらいで十分。あとは経験させて3補って、5か6でしょ。
10あるうち、5、6知ってるのなら、不安が軽くなるでしょ。全く知らないより、不安が減るでしょ。半分知ってるなら、あとは熟成してくれるかもだし、ある日突然出来たりすることもある。

旅行に行きます、としか言われないより、
日本のどこかに旅行します。
北海道です、、まで理解出来ればいいのよ。
北海道の札幌だとか、札幌の時計台とか、そんな全部を教えなくても、北海道なんだってことさえ、教えればいいの。
10全部分からないっていう、不安な状況じゃなかったらそれでいいの。それだけで、我が子の不安は軽くなって、生きやすくなるはず。

出来ない、、、今じゃないだけ。だけど出来ないままでいいわけない。
きっといつか、出来る。
出来るように、させる、私が。
時間が掛かっても、いつか出来るようにしてみせる、私が。

そんな意気込みの時に、指針となった本です。
写真やイラスト満載だから、きっと役に立つし、すぐに始められる。

それを伝えればよかったなぁと、今ブログ書いてます。

正直あの頃必死すぎて、覚えてないから、どれか一つを話すなんて、難しい。
栄養療法もやってるし、視覚支援もしたし、手先の練習に醤油瓶の蓋のオモチャも作ったし、ドリルも、エプソムソルトも、金魚体操も、運動療育も、お出かけ療育も、公文も、スイミングも、ピアノもしている。良いなと思ったもの、娘に合っていたもの、興味は示さないけど拒否しなかったもの、私が信じた物、人、あらゆることやってきたから、今があると思ってる。

伝わればいいな、あの人に。

あと、忘れたくないのは、
たとえIQが上がらなくても、問題行動が減らなくても、
自分の心血を注いで育てたって事実が、子供の大事な決定をする時に、きっと勇気と力になってくれる。それは間違いない。
たとえその決定を覆さないといけない場面になっても、新たな決定を決断できる力になる。

だから、お互い、それぞれの場所で、頑張っていきたいですね。
健康に気をつけながらね(私、オバチャンやから、体力低下が甚だしいのよね爆笑)