過去。 | N'arc(-1)

N'arc(-1)

KENさんは何処。

今年の風邪はしつこい。

また発熱。

そして頭痛は酷いまま。

鎮痛剤服用率過去最高です。

そういえばインフルかかる度に頭痛が残る気がする。

体調にはお気をつけくださいませ。皆様。

明日は仕事行くぞ。




さて。

重たい頭で重たいことを書こうかと思います。

ちょっと前に近所の市営図書館へ行った時のこと。

こんなの貼ってありました。






「動物の遺棄・虐待は犯罪です。」





駐車場をぼーっと歩いてたので目に入った時は「はうっ!?」とちょっとびっくりしたんだけども。

これくらいのインパクトを持ってしても、足りないくらいなんだろうな。

毎度のことながら軽すぎる刑罰 を見て重たい気持ちになる。





人間でも動物でもあってはならないことだ。

気持ちはそういう気持ちでもどちらかというと目を背けてる気がする。

なんと言うか、怖い。

痛かったろうに辛かったろうにと感じることがとても怖い。

勿論、憤りは感じるし、現場を目の当たりにすれば間違いなく阻止するだろうし、

オマエにも同じことしたろかという気持ちになる。

実際なった。




おっとり王子hyde様。



ハイくんとてちぞうは兄弟。




2匹が我が家に来たのは3年前。

トライアル後正式に迎えるというその日、保護主さんが「お話が・・・」と切り出された。



「この子(ハイくん)は一度別の家へ行ったことがあります。」



はて。

トライアルで馴染めなかったというのはよくある話だし、まだ見せてくれてないやんちゃなトコでも

あるのかなと思いながら聞いていると、

「実は最初の里親は虐待していた。」という衝撃の真実。

( 保護主様はとても信頼のおける方で日々猫達の為に真摯に、一生懸命活動されています。

 いい加減な調査等で里親に引き渡したということではありませんので、くれぐれも誤解のないよう

 ご理解いただきますようお願いいたします。)

その事実がわかってすぐに、とても苦労されて連れ戻し、その直後に私がお邪魔し「この子がいい。」

ということになり今日に至るのだと。


話を聞きながら、私が何故ハイくんを迎えたかったかを思い出す。

沢山保護されている猫達の中で、ケージから鳴きながら一生懸命手を伸ばす小さな猫。

鼻の黒模様がなんとも個性的。

他の猫達を見ていても、その可愛い声が気になってついさっきの子猫のところへ引き寄せられてしまう。


こういうのはきっと運命だ。


ああそうだ。そう思ってハイくんを連れて帰ったんだと思い出した瞬間、

なんて陳腐なことを考えてたんだろうと涙が出そうになる。

苦痛を強いられた人間に手を伸ばす。それがどういうことか。運命なんて言葉に酔って浮かれている私に

ハイくんはただ必死だった。

保護主さんのところにいれば安全なのはきっとわかってる。

それでも自分の家を探そうと、生きていこうと必死だった。


自分の馬鹿さ加減に内心うなだれているところへ更に

「名前のことなんですが・・」と追加告白が。


ご承知の通り、我が家のにゃんこ達は娘が名づけ親。

彼女の大好きなアーティスト様の名前を頂戴しているわけですが

その家でも「ハイド」だったと。

「ジキルとハイド」のハイドだそうで、同じ名前であることを心配してお話してくださった。

なんて皮肉な。

娘は何て言うだろう。



「はっ?名前は変えない!意味合いが全然違うッ!!名前が一緒でも一緒じゃない!うちで絶対幸せになるから大丈夫!!!何故ならhydeだからっ!」



とブチ切れ。(保護主さん帰宅後です)

おかーさん、アンタのそういうトコ好きだよ。単細胞でよかったなー。


と。

そんな経緯を持つハイくん。

小さな頃はモーレツアピールと共に愛想も良くてキャピキャピした印象だった。

いつもニコニコして可愛い声で鳴いてた。

なのに。

慣れてきた頃には静かな男になってた。

てちぞうとゆっきーが喧嘩しても、メソメソしてるほうを見極めて必ず慰めに行く。

どちらかの調子が悪くなれば必ず寄り添ってる。

優しい男になってた。




アピール成功したら後はいいのか?

釣った魚には餌はやらん主義か?

「おかーさん割とカンタンに釣れたね。」




あの日、丁寧に言葉を選びながら冷静に話してくださる保護主さんを尻目に、

「何でそんなことが出来る・・」「そいつ何してくれてんだ(怒)おんなじ目に遭わすぞっ!」

と頭の中で泣いたり怒ったり。

今でも思い出すと「このハイくんによくもぉぉぉぉぉ」という気になる。

ということもあって考えるのが怖かったりする。




しかし。

前里親よ。




ざまーみろ。




ハイくんはうちでこんなに優しく可愛く育ったぞ。

ははははーだ。







・・・言っておきながらちょっとビビる。どうか何も起きませんように。

でも、後悔しててくれればいいなぁ。

こんなに可愛いんだから。

命って愛しくて尊いものだよ。







ちなみにてちぞうさんはというと、

どうしても日中は留守番になる為、一人より二人、兄弟なら尚のこと寂しくないから

という理由で一緒に連れてきた(笑)

人見知り全開で棚の下に入り込みシャーシャー言いまくり。

手でも出そうもんなら引っかきまくり噛みまくり。

・・・・・・・・だったんですけどね。

今じゃ甘えん坊のストーカーですよ。

そりゃもう可愛いですよ。うひひ。








長々書きましたが、言葉足らずで「んん?」と思うところもあったかもしれません。

それでも、祈ってます。

辛い思いをする動物達が1匹でも減るように。

幸せな猫達がもっともっと増えるように。








「ボクも祈るよ。」