弾丸新婚旅行記with iPad inイタリア・フランス@ハネムーン/新婚旅行 川口様 その1 | N-1tour旅行記

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東日本大震災が発生した次の日の2011年3月12日、私たちは幸いにも挙式を無事に終えることが出来ました。ただ、震災の影響で新婚旅行の往路便の到着時刻に変更が生じました。
日本には被災された方々がおられる中で旅行に行けるだけでも幸せなことを噛みしめながら荷造りし、時代の流れに乗っておこうと数ヶ月前に単なる勢いで購入したiPadを手荷物リュックに入れました。


第1日目(3月18日)

N-1tour旅行記-弾丸新婚旅行記1当初の予定では出発日のうちにパリで乗り継ぎ、夜にベネチア入りする予定でした。しかし、震災の影響で、成田発の便は燃油補給のためソウル・インチョン空港を経由することになり、パリでは空港近くのホテルに宿泊し、次の日の朝にベネチア入りをする予定と変わりました。
しかも!ハネムーンなのに席が前後に予約変更されてしまったと…。妻の分を旧姓で申し込んだのが原因だったか?何やら新婚旅行の雲行きが怪しい…?成田離婚にならねば良いが、と一瞬よぎる不安を振り払い、祈るように成田空港のカウンターで並列の空席残数を確認。幸い、4列の真ん中の席だけど並列の席に変更できました。
パリに到着後、無事ホテルについてシャワーを浴びたら、就寝時間は19日の1時半でした。


第2日目(3月18日)

N-1tour旅行記-弾丸新婚旅行記2空港へのシャトルバスが朝6時発なので5時に起き、開店前のレストランでコーヒーのみをいただき、シャルル・ド・ゴール空港へバスで到着すると時間は6時半。
7時20分発の便なので急いでチェックインし、荷物検査を通過しようとすると、それなりに混んでいる。空港関係者に「この時間の便だが…」とチケットを見せて伝えても優先してもらえず。検査官もやけにゆっくり。「Hurry up, please!」と急がせ、ゲートまで走ったがやはり表示は「closed」…。
海外経験は10回以上ある自分だったので、どこかで余裕を持ってしまっていたのでしょうか。それにしても不覚…、と自惚れていた自分にヘコみながらすぐにサービスカウンターのお姉さんに次の便の予約をお願いしている私の脇で、外国語は得意ではない嫁は「あれ、ダメだったの?」と気楽なもので…。
そのまま空港で、次の便までの時間を利用して、唯一加えたベネチアでの日本語ガイドオプション担当者へ連絡を入れていただけるように、N1ツアー関連会社とアポイントメントを取りました。その他には免税店を周ったり、ビックマカロンを食べたり、とせっかくの時間を有意義に利用しました。

N-1tour旅行記-弾丸新婚旅行記3ベネチアに到着し、ようやく旅行の本番、弾丸ツアーの始まりでした。夕方にはフィレンチェへ行く電車に乗る当初の予定に合わせて逆算すると、正味ベネチア滞在可能時間は1時間半しかない!
到着後はガイドさんと水上タクシーで(宿泊予定だった)ホテルまで行き、スーツケースを預けさせてもらいました。
当初予定ではガイドさんはホテル案内のみの予定だったが、時間も時間ということでホテルで待っていただけることに。Grazie!!と観光時間の猶予は1時間少々あったため、駆け足である程度の見どころを観て回りました。
ベネチアは狭い路地が多く、地理が分かりにくい!そうだ、隠しアイテムiPad!地図機能があったはず…、
あれ?ツナガラナイ!『定額パケット料金適応外のエリアに接続します。高額になりますが?Yes?』と聞いてくる。『No!』と言うことで、仕方なしに紙の地図で散策。広場を探し、迷ったら売店で少し使えるスペイン語と英語を駆使して現在地を確認したり、広場に着いたらサンドウィッチを食べて一息つけました。N-1tour旅行記-弾丸新婚旅行記4しかし残り時間が少ない!リアルト橋まで速足で行くか、と嫁に同意を得るまでもなく独断で進む。迷いかけたので露店の兄さんに尋ね、スペイン語も英語もダメとのことだったけど橋の方向を何となく教えてもらい、なんとか到着。写真撮影と景色をざっくり観て、すぐにホテルへ向かう。また速足で迷いながらもガイドさんの待つホテルへ集合時間ジャストに到着しました。
すぐにバボレットで川からの街並みを簡単な遊覧として楽しみ、サンタルチア駅へ。列車にてフィレンチェへ向かいました。
ベネチアへ到着したのが12時、駅から出発するのが15時半…。何とももったいない滞在時間でした。

フィレンチェのサンタ・マリア・ノヴェラ駅到着後、iPadで地図を開こうとするが、やはり『定額適応外エリア』…。
ホテルは駅から近くだったのですぐに見つけることが出来ました。荷物を置いて顔を洗って、夕暮れのフィレンチェ散策へすぐに出発。
20時からはイルラティーニにてビステカを堪能!大衆食堂のような感じで、地元のカップルと合席でした。
N-1tour旅行記-弾丸新婚旅行記5いろいろと話しかけてくれて、結婚の話で盛り上がりました。「私は結婚したいけど、彼はどうかな~」と彼が席を外したときに悩んでいた彼女が幸せになれますように…。
この日の就寝は0時くらい。既に旅行は満足感にどっぷり。


第3日目(3月20日)

起床は7時、朝食をとり、予約したウフィツィ美術館へ8時45分までに行くために、8時過ぎにホテルにスーツケースを預けてチェックアウト、散策しながら美術館方向へ出発。朝のベッキオ橋は閑散としています。
N-1tour旅行記-弾丸新婚旅行記6ウィフィツィ美術館ルネサンスに触れて、昼前に出る。その後は無計画だったので、「とりあえず近くのベッキオ橋を渡るか」と歩いて行くと、そこは渋谷や新宿の雰囲気!朝とは全く違いました。昼食とするピザを歩きながら食べて、折り返してドゥオモに登って街並みを観よう!と楽観的に歩いてたら、今日は日曜日と気付き…、馬を眺めて「どうするか…。」と一息。このまま北へ、紹介していただいたカラベというジェラード屋を目指す。嫁よ、そろそろ足が疲れてきたようだが?
目的のジェラードは注文出来ず、別のものを食べながら、アカデミア美術館も近いな、「ダビデ像?入っておくか!」と勢いで入館し、意外と大きなダビデ像なんだな!と感動しました。
それほど大きくない美術館だったので、すぐに終了し、「どうする、どうする?」と、ホテルの集合時間まで後2時間ほどあったため、「行くか!」と速足で、アルノ川の南に位置するミケランジェロ広場まで歩く、歩く。広場は高台にあり、坂道が急なこと!
息を切らしながら登った広場は、来た価値がある程の絶景!フィレンチェの街並みを一望でき感動しました。
その後はホテルへ向かい、「あ、パスタを食べてない」ということに気づき、慌ててホテル近くのカフェで軽食を取りました。ホテルへの到着は集合時間5分前…。またもぎりぎりまで堪能してしまった!Viva Firenze!

フィレンツェ空港までは担当者とヨーロッパでプレーするサッカー選手の話で盛り上がり…、無事にチェックイン、19時前の飛行機でいざパリへ戻る…、と言っても思い返すと「昨日の朝にパリから来たんだっけ」と2日にしてかなり濃い内容の旅行だと実感しました。

パリの空港からのタクシー担当者とパリの街や仕事について話しながら、(嫁は横で爆睡)ホテルまで楽しめました。チェックイン後、「何か食べるかな~」とホテルの外へ出るが、時間は23時。今からでは胃が重いね、と八百屋(売店)にてイチゴとサンドウィッチを購入。ホテルで食べました。
iPadは…、『パケット定額内』のようで繋がった!さっそく地図で明日のバス停の位置を確認し、起床時間とやることを入念にチェック。すると就寝は例のごとく、1時半…。