桜雨。
雨空に融けるような花色です。






ChatGPT(チャットgpt)の話題が尽きないですね。

相手がAIであることを
疑うようなやりとりがなされていて
驚かされてばかりです。




人間の脳と同等の能力まで
人工知能が到達するという
シンギュラリティ(技術的特異点)が
そうそうには来ないとしても

日常会話の範疇なら
AIか人間か見分けがつかなくなる日は
近いのかも。


そんなことを考えた頃に観た映画
 

『アフター・ヤン』



家族の一員だったAIロボットが動かなくなる。
その後の物語。



ヤンと家族の会話は
ChatGPTで実現しうる未来のようで

AIロボットがいる自分や家族の日常を
リアルに想像しました。


静かな映画です。
どの場面も構図が美しくて
絵画のようです。



坂本龍一と
ASUKA MATSUMIYAの音楽が合っていて


近未来というより
内省的な世界へ誘われ



最後の言葉が
心に響きます。





更に、懐かしいこの曲、グライド。


↑MITSKI

岩井俊二監督『リリィシュシュのすべて』(2001)の曲でした。
同じメロディ、詩なのに
二作品それぞれの作品世界の
儚さと美しさを印象づけました。


何度も聴いて余韻を味わっています。


↑salyu




AIの話題にもどると

アルファ碁と対戦するようになった
2016年から加速度的に人の打つ碁のクオリティが上がっているという
AIと人間の共進化を示唆する
データがあるようです。
(理研 柴田和久氏による紹介)

一見喜ばしいことのようですが

子にとっては
AIが先鞭をつけるような世界は

自らの手で努力工夫して発見、
獲得する喜びの多くを
横取りされているようだと
いささかペシミスティック。


一方私は
ヤンと家族の会話を観ていると

彼らのような存在が傍らにいる世界は
悪くないのかも、
と都合のよい夢を見ます。














最近観たSF映画。


『エブリシング・エブリウェア・
オール・アット・ワンス』


雨で予定が延期になった子と観ました。


口コミとリピートで社会現象となり

アメリカを席巻した

『エブ・エブ』



マイノリティの  
世代間、父娘、母娘、夫婦
それぞれの葛藤、苦労を
マルチバースで表現する
しかも下ネタありで。
その奇抜な発想に笑わせてもらいました。

ハードSF好きの子には
マルチバースの設定が
納得いかなかったようです。



監督コンビ、ダニエルズ。
低予算で、楽しみながら制作したそうで
ここまで大々的に人気になるとは
想像していなかったそう。



シリアスな状況も笑い飛ばす
俯瞰すると違う発見がある。
力より優しさ、耳を傾けること
などなど
ライフハック的な要素も
心に沁みました。











『アフターヤン』とエブ・エブ』

静と動の両極の表現で
それぞれに
親しいもの同士の心の距離を
あたたかなまなざしで描いていて
その振り幅の大きさに豊かさを感じ
癒やされます。









とりとめない話題に
最後までお付き合いくださり
ありがとうございます。





皆さまが健やかにお過ごしでありますように。