ごぶさたしています。
今年もよろしくお願いいたします。

(少し加筆しました。)


文学をケアの視点から読み解かれている
英文学者の小川公代さんが翻訳された
『メアリー・シェリー』


こちら未読なんですが、
小川さんはかつて
修論でメアリー・シェリーを取り上げられて、以後30年研究されてきたそうです。
この翻訳はいわばその集大成。


メアリー・シェリーの母親は
最初期のフェミニストだったそう。

彼女の思想を引き継いぎ、
キャロル・ギリガンや
ジュディス・バトラーに共通する
フェミニズムとケアの思想を
メアリー・シェリーの著作やその人生から
読み解いていく本作。



メアリー・シェリー、
以前読んだ本に登場して
その自由奔放な生きざまと
『フランケンシュタイン』を書くに至った
ギャップが気になってました。





翻訳者の小川さんと、
SF作家で声優の池澤春菜さんが鼎談されています。すこぶる面白かったです。
限定公開されていて
日にちに限りがあるので
とりいぞぎ
お知らせしますね。
→8日19時まで無料公開です。

前半は『メアリー・シェリー』について
後半は小川さん、
池澤春菜(父は池澤夏樹)さんが
読書でどう自己教育してきたか
お話しされてます。

この自己教育というのが
最初期のフェミニストである
メアリー・シェリーの母が提唱していたそうです。
メアリー・シェリーの作品群と
ノーベル文学賞を受賞した
ハン・ガンの作品テーマとの共通点や
韓国の非常戒厳での非暴力のたたかいかた
これからの文学や読書の可能性について

偉大な父親達のもとで
小川さんと池澤さんが
読書を通じてどう自己教育してきたか等々

どの話題も密度濃く
おすすめです。