出先でみつけた素敵な本屋さん。

愛らしい多肉植物と




店先の古本のセレクトがラブ




弥生坂、緑の本棚さんです。



いそいそ入ると

今話題の牧野富太郎さんや
稲垣栄洋さんや鈴木純さんといった
植物学者の新刊本や

植物にちなんだ本がぎゅぎゅっと。


植物と本の組み合わせなんて
なんて素敵飛び出すハート


店内には植物関連の自然科学の本、
酵母の料理本、古いSF、児童書、画集など
そそられるタイトルが並んでいて




ドキドキして


奥のカフェでくいっと一息



スイーツにもれなくついてくる

グラパラリーフという
カルシウム満点の
食べられる多肉植物が

コーヒーにも
スイーツにも合って
爽やかな酸味で美味でした。






ほくほくしながら
持ち帰ったのはこちら。




読みたいと思っていた
『オリガ・モリソヴナの反語法』
米原万理さんの小説、楽しみニコニコ




昔の表紙絵の
『たったひとつの冴えたやりかた』

少女の宇宙一人旅の物語。
旅心そそられます。

そうそう、挿絵も少女漫画の雰囲気でした。
まだ見ぬ世界への
想像をかきたてられたなぁ。

手持ちの本はいつしか失くしていたので
嬉しい。




作者のジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは
男性ではなく
実はメアリー・アンという女性でした。


『老いたる霊長類の星への賛歌』には
アーシュラ・ル・グウィンが
ジェイムズがアンだとわかったときの心境を
序文に寄せています。



女性であるメアリー・アン
ひとりきりでは

どうにも身動きのとれなくなりそうな
創作上、精神上の行きづまりや泥沼を、

彼女と彼が
手をたずさえて切り抜けたのです。

そしてそこから自由になった。


ルグウィンの文面からは
ある種のシスターフッド
連帯感を感じました。




しばらく前に読んだSFも
シスターフッドと
生態系SF、と
いいたくなるような作品でした。


『地球の果ての温室で』
キム・チョヨプ 著
カン・パンファ 訳



そのころの地球は
人が普通に暮らせない

生き物が死滅した
風の谷のナウシカの世界のよう。







物語は


植物が変化しながら
生態系を蘇らせるダイナミズムと

人間もまた生態系の一部であること

人にも植物にもある
利己的で利他的な愛が描かれていました。


もうひとつ、

人の不完全さを補うテクノロジーが
人体の一部を代替するとき
人はその身体変化をどう受けいれていくのか。


まるでテクノロジーも
生態系の一部として捉えているようで


物語は一見叙情的でありながら

今の環境問題や
社会情勢をとらえた
個々のテーマを

SF的視点で思考実験し

問題を解きあかす糸口を見つけようとする
意欲作に思えました。










えへへ、
他の本も読んでるのですが
心に残るのはSF成分多めでニコニコ







N・K・ジェミシンという
こちらも女性SF作家による
三部作、
もったいなくて最終巻をまだ読んでませんが、

『三体』に匹敵する面白さ!
(受賞数は三体シリーズを超えてます)


なんと今おいで
創元社SF文庫セールで
こちらの三部作のうちニ作品が
電子書籍で半額になっています!!
(Amazonセールは終了、hontoでは18日まで)





私は今回のセールで
ポイントを使って
次なるシリーズを衝動買いしました。



こちらも評判の作品、
女性作家によるSF作品です。


もう一冊は
レイ・ブラッドベリの短編集
『万華鏡』
中村融 訳



なかの『霧笛』は
昔々に萩尾望都が漫画化しています。

原作を読むと
甲乙つけがたい素晴らしさでした。


hontoの電子書籍アプリは
kindleより
紙の書籍のようなフォントを選べて
読みやすく
私は好きです。




そうそう、
衝動買いといえば
緑の本棚でもう一冊。

お風呂用のテルマエ・ロマエ!



わかるしら。
水をはじく特殊な紙製なのです。

水濡れを憂うことなく堂々と
お風呂に持ってはいれるお品よだれ

お風呂のなかで
お風呂漫画を読めるなんて
最高です。







実は綿の種の発芽が今ひとつでネガティブ
ひっそりと落胆していたのだけど





本屋さんにあった
二木ちかこさんという
イラストレーターで
農場を営む方のイラストつきコラム




お茶の木からのお茶づくり
自家播種の大豆をつかった醤油、味噌づくり
などを読んだら
また楽しくなってきました。






緑の本棚さんは
『東京の美しい本屋さん』などに
取り上げられています。

文庫本にはどれも
透明カバーがついています。
その心遣いも良き。

新しい出会いと
そのきっかけに感謝です。










長々と
煩悩記事にお付き合いくださり
ありがとうございました。







皆さまも良き時を過ごされますように。