先日、高校時代の友人・Hのお誕生日だったので、お祝いのメールを送りました。

高校時代の友人らの誕生日には、みんなそれぞれにメッセージを送り合っているんです。誕生日に連絡を取り合うことによって、生活環境が変わったとか、相談したいことがあるとか、話を聞いて欲しい…など、会う口実ができる。

 

でも…私は早生まれなので今年の3月の誕生日に、他の友人からはお祝いのメールが届いて会う話も出て参加者を募ったんですが、Hだけは何の音沙汰もなし。私へのお祝いメッセージもHからは届かなかったんです。

Hは結婚してまだ年数が浅いし(晩婚でした)、仕事と親の介護で忙しいことはわかっているから…連絡がないのは仕方がないとスルーしていました。

 

だからHのお祝いメッセージを送るということは、Hとコンタクトをとるのが年賀状以来?だから約半年ぶり。

元々、返信が遅いHだから返信は期待しないで、お祝いのメッセージだけを送ろうという気持ちで、私っぽい言葉で送りました。

 

すると、珍しく!早々に返信がきたんです。

ご無沙汰しております。

ミーちゃん、ありがとう~。

 

お子さん達も立派に1人立ちして、夫婦の時間を過ごすって言ってたね。皆様相変わらず元気に過ごしてくれているといいのですけど。

この後のメールには、今年の1月に病気が見つかって手術をしたとあり…手術前にはメンタルがやられたとありました。

 

詳しい病状と経過も書いてあって「体力がかなり低下してゆっくりしか動けない」「こんなはずじゃなかったのになー」ともあって…Hの心境を思ったら直視して読むことができませんでした。

 

私の3月の誕生日にメッセージを送ってこなかったのは、手術前でメンタルがやられていたんだなぁ…

Hは真面目で考え込む性格だから、いろんな不安をいっぱい抱えていたのだろう…

高校時代の友人には誰にも言わずに、1人で頑張って乗り越えていたんだな…

Hのご主人が傍にいて支えてくれて良かった…

 

Hのことを一気に思った…

そして、同じ年で身近なHが病気になり、手術をしたことがショッキングだった。

私も出産後に、病気になって手術をした経験がある。幸い、手術をすれば治る病気だったし経過観察をしっかりとやれば大丈夫と言われた。今も時々、病院に通って経過観察をしていますが問題はない。

 

でもHは違う。まだまだこの先はわからない。今は目先の治療をひとつずつやっていくしかない。

Hからのメールの最後には…

9月には復活する予定だから、お茶なんていかが?

ネガティブなことばかりでごめんね。体調のことばかりで余裕がなくて、久しぶりにミーちゃんに連絡をもらって嬉しかったです。ありがとう♡

とありました。

 

いやいや…

「連絡をもらって」って、Hが一番大変な時に何もしてあげられなかった…。

今年の3月に「私の誕生日のメッセージがないよ~」と指摘すればよかったのかな…とも思った。

 

まぁ、過ぎたことを悔やんでも仕方がない。

 

気持ちを切り替えて…

私がHに出来ることは何か?を考えてみた。

今は治療中だから、Hが復活するという9月まではおとなしく待つことにしようか…

 

いや、私としてはHに「笑い」を提供したい!

笑うって免疫力をあげると聞きました。

でも治療中のHと会うことはできないからなぁ…と考えていたら、昔、私がHに暑中見舞いのハガキの文章に小さな絵を挟んで描いて、色を塗ったんです。

※例文
→「夏☀本番!」「すいか🍉の食べすぎ注意物申す」っていうような感じの手描き。

 

Hから「ミーちゃんって絵が上手だよねー♪私のキャラの絵もそっくりだし、楽しく読んだよ。母にも見せたら笑ってたし、すごく上手だと褒めてた。その絵の才能を埋もれさせていてもったいない!何かに活用すればいいのに」と、すごく褒めてくれたんです。

 

そんな会話をしたことを、ふと思い出すなんて…

そっか!!

笑いのネタをハガキに描けばいいんだ!そしてHに送ろう!4コマ風にして、色も塗って。

笑いのネタはいっぱいあるんだよね~。職場でも、主人や子供達のエピソードでも笑える話がたくさんある。

 

なんか、久々にやる気が出てきました!

Hも喜んでくれるといいな。

 

 

高校時代の他の友人らは、Hの状況を知っているのだろうか…。誰からもそんな連絡はしてこない。

Hが私にだけ言っているのであれば、私から話すわけにはいかないしなぁ…。

9月にHと会う約束をしているけれど…皆に内緒でもいいのかな?

そもそも、私のようにHへのお祝いのメッセージを皆がしているのかもわからないしね。

 

こういう関係ってさ…こういう時に面倒なんだよね(苦笑)

今回はスルーしておこう。