毎日暑い日が続いていますね。
私は仕事で「外(猛暑)」と「中(冷房で冷え冷え)」を出入りすることが多いため身体が感じる寒暖差が激しくて、帰宅後は疲れがドッと出て睡魔が襲ってきます。
休みの日に寝まくって体力を回復させていますが、年をとるごとにキツイですね…あわわわ。
記事の更新がなかなかできなくて、すみません。
今回は友人と会った話です。
私の友人・Мさんは、私の子供が幼稚園に入園した時に園バスのバス停で出会ったママ友で、先輩ママ&ご近所さんとしていつも笑顔で優しくて気遣いもあって、私が唯一甘えられて頼っていた素敵な女性なんです。
出会ってから数年経った夏に、Мさんが急にご実家のある地方に引っ越しをすることになって…泣く泣くお別れをしましたが、何度か子供達を連れてお互いの家を行き来して会っていました。
私もその後に主人の実家に引っ越しをして、更に数年して認知症の舅の介護が始まって、私の気持ちの余裕もなくなっちゃって…
Мさんからのお誘いになかなか応じることができなくなっていって、近年は年賀状のやりとりだけになっていました。
6年位前にМさんが私に会いに来てくれたことがあって、でも私は舅の在宅介護に限界を感じていた一番苦しい時期で…心療内科にも通っていたからかなり病んでいた時でした。
Мさんと会ったことはなんとなく覚えているんですが、どこで待ち合わせをして何をしたのか、いつの時期だったかもわからないし、会った内容もぜんぜん覚えていないんです。
私自身、かなり切羽詰まっていたので…Мさんと会って笑ったのか?も私の記憶からすっぽりと抜け落ちています。
人のお世話をする=介護をするって、それだけの労力を要しているし、私は自分のことよりも介護の方に気持ちや考えが集中してしまう性分なので…
しかも認知症の舅とは二世帯住宅での同居だったから、毎日&24時間!何かしら舅が問題を起こすし、舅は在宅サービスを全部拒否したから全て私に負担がやってきて、気持ちも休まることがなく、やらなきゃいけないこともたくさんあって大変でした。在宅介護は介護する側の負担が大きいですね。
話を戻しまして…
今回、急にMさんから「ミーさん、久しぶりにお会いしませんか?私がそちらに出て行くわよッ♪」と連絡をいただいて、即OKするほどすごーく嬉しかった。私に会いたいと思ってくれたМさんに感謝です。
待ち合わせは東京駅丸の内側の改札口にて。
少し早めに出たので、丸の内側を散策しました。
私、丸の内側に久しぶりに来たかもッー!
昔のゴミゴミとしていた丸の内の風景とはぜんぜん違っていて、ビックリするほどすごくキレイになっていました。よくドラマの撮影でも使われている場所ですよね。すごく広くなっていて、外国人の観光客が多くいらっしゃいました。
Mさんとの待ち合わせ時間が近づいてくると何だかドキドキしちゃって(笑)そして嬉しさと楽しみな気持ちが抑えられなくなってきて、顔がニヤニヤしちゃいました。
「いたわー!ミーさーん!」と私に駆け寄ってくるMさんは可愛らしさと素敵さが昔と変わっていませんでした。お互いに「キャー!」と叫びながら、手を合わせました。
Мさん:
ミーさん、ぜんぜん変わっていないのね。私、すぐわかったもの。あの頃のままだわー♪今日もかわいい!ミーさんって…まだ40代?だったかしら??
ミー:
はぁ~??(苦笑)
いやいや、もうとっくに50代になってるしッ!(笑)
しかもMさんと2歳しか変わらないし!(笑)
Мさん:
やだー!私ったら(笑)
私、ミーさんのこと、出会った時の記憶のままだから30代の印象が強いのよ(笑)でも出会ってから年数が経っているから40代かな?と思って…そう言ったの(笑)
ミー:
いや、その計算間違えているし!(笑)あはは
Мさんのくったくのない笑顔を見て再会の感激と、Мさんの変わらない優しさを感じて、私の気持ちが高ぶってきて目がウルウルしちゃいました。
予約をしていた素敵なお店で贅沢なランチコースをいただいて、丸の内を散策して…もうお喋りが止まらない(笑)
この日は猛暑ではなく曇り空だったので、ラッキーなことに歩いていてもそんなに暑くなかったんです。銀座三越で開催されている金魚展へ行こう!ということになり、銀座まで歩きました。
金魚展、いろんな種類の金魚がいっぱいあって、いろんな見せ方(魅せ方)をしていました。
金魚を真上から見るコーナーでは水槽の下が白色なので金魚の影が水槽の下に映り、尾ひれが蝶の形になっている金魚の泳いでいる影がちょうちょのような動きに見えて、とても優雅でキレイでした。
私がМさんに「縁日の屋台にいる金魚っていないね」と言うと、Мさんが「あはは(笑)確かに!ここにいる金魚はどれも立派よね~」と笑っていました。
美味しいコーヒー屋に入って、休憩をしても話が止まらないし(笑)銀座でぶらぶらとしてショッピングを楽しみ、あっという間にお別れの時間となって、東京駅まで戻りました。
改札に入ってから「Мさんとは乗る電車が違うなぁ。ここでお別れかぁ…」と寂しく思っていたら、Мさんが私に向かって「ミーさん、握手しよう!また会おうね♪」と白くてキレイな手を差し出してきて…私、思わず涙ぐんじゃいました。
一生のお別れじゃないのに、またいつでも会えるのに、一緒にいて心地いいМさんと別れたくなかったのか、Мさんが握手を求めてきた思いに感激&感動したのか、よくわからないのですが…私、Мさんのことが大好きなんだ!と確信した瞬間でした(笑)
そしてМさんが「私、やっぱりミーさんの近くで暮らしたい!以前のようにミーさんと毎日会いたい!そしたらずっと笑っていられるのに~」と言い出して、東京駅の人混みの中で手を取り合って涙ぐんでいる2人の姿は…異様だったかも(笑)
Мさんが引っ越しをした日、サザンオールスターズが新曲「君こそスターだ」を出した日でもあって、私はこの曲を聴くたびにМさんを思い出します。歌詞も私のМさんへの思いを代弁してくれてるような…そんな感じがして。
以前にМさんにそう伝えたことがあって、Мさんもこの曲を聴くと私を思い出すと言ってくれました。
この日の帰りの道中は、この曲をエンドレスで聴きました。Мさんを想うと涙ぐんでしまうので、想わないように努力しました(苦笑)こんなにも熱い思いになる友人って、Мさんだけかも。Мさんとはお互いの想いが通じ合っているという感じがするんですよね。
今回Мさんと会えて、楽しかったという記憶を上書きすることができて良かったです。
「会えない時間が~愛育てるのさ~♪目をつむれば君がいる~♪」と、郷ひろみさんの歌もなんとなーく聴こえてきました(笑)あはは