ちょっと箸休め…
私の職場の話です。
私、いま新人の教育をしています。
新人の中に中途採用の30代男性がいるんですが、とにかく「大」がつくほどの真面目な方なんですよ~。
私に聞きたいことがあると…
「ミーさんのお仕事の邪魔をしてしまい大変申し訳ないのですが、不出来な私にご教授を賜ってもよろしいでしょうか?」と、舌を噛みそうな言葉遣いで声をかけてくる。
私が気さくに教えると…
「かしこまりました。教えてくださってありがとうございます。いまメモを取りましたので、これからはこのメモを確認いたします。ご丁寧に教えていただきまして心からお礼申し上げます」
私の方が恐縮しちゃうぐらいな言葉遣いと、聞き慣れていない言葉が多々あるから聞き取る努力をしている私(苦笑)
こんなに丁寧な言葉遣いの人は私の周りにいないので、言葉が長いからちょっと面倒くさいと思う時もあるし、いつもこんな感じで疲れないのかな?と心配している今日この頃。
先日、使えない上司が仕切ったミーティングで、上司が自分の仕事の多さを嘆いたり、やっていない仕事がこんなにあると訴えてきたので、私が「今のこの時間は情報共有をする場であって、上司の弱音を聞く時間ではありませんよ!」と一喝した。
同僚や新人達は黙ってうつむいていました。その場がシーンッとなって、誰も何も発しなかったので私が「他に伝達事項がないのであれば解散」と言って、それぞれ戻ろうとした時に私のあとを追いかけてきたのが、中途採用(新人)の30代男性でした。
新人の30代男性:
ミーさん!ちょっといいですか…
ミー:(場の雰囲気を悪くしちゃったかな?と思ったので)
あ、ごめんね。あんな言い方しちゃって(苦笑)
私ってキツイんだよね~言い方が。嫌な思いをさせちゃって悪かったね。
新人の30代男性:
いえいえ!何を仰ってるんですか!僕はそんな風には思っていません。
僕はミーさんが仰ってることが正しいと思いました。あのミーティングの時間は皆で打ち合わせをする場で「ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)」の時間です。ミーさんが上司にハッキリと言ってくださって助かりました。ありがとうございます。ミーさんはさすがです。
ミー:(真面目な新人30代男性を笑わせたくなって)
いえいえ~
私ってKさん(職場の同僚でとても優しい女性)と違って棘があるし攻撃的だから(苦笑)怖いでしょ~?
Kさんが出勤している日は穏やかだし何でも引き受けてくれるから「優しい=天使」で、私がいる日はズバズバきつく言っちゃうし、上司の仕事を一切引き受けないから「怖い=悪魔」なんだよ~(笑)
この「Kさん=天使」と「私=悪魔」という表現を使うと皆が大笑いをするんです。私の笑いのネタになっているというんでしょうか…
だから新人30代男性にも笑ってもらうために、あえてこの話をしたんです。
そしたら…
新人30代男性:
え?誰がミーさんのことを「悪魔」って言ってるんですか!?(怒)上司さんがそう言ってるんですか?
ミーさんは悪魔ではありません!僕はそう思います!確かにKさんは優しい方です。でも僕にとってはミーさんも優しいですし、仕事を何でもテキパキとされていて僕はミーさんみたいになりたいと思っています!だから誰なんですか?悪魔って言ってるのは!(怒)
ミー:(私の思惑通りにいかないから焦って)
違うの!違うのッ!
こう言うと皆が笑うんだよね。そして私が「ちょっとー!ひどいじゃん!私が悪魔っていうことを認めてるよ、ってツッコミを入れて更に笑うという…私のネタ!(苦笑)
だから、あなたも笑って。ここ、笑うところだからー!
新人の30代男性:
…ちょっと、何を言っているのか僕にはわかりませんが、とにかく!ミーさんは悪魔なんかじゃありませんから!悪魔って言う人がいたら僕がそうじゃないと教えますし、悪魔って言わないように僕から伝えます!(怒)
あははのは…(苦笑)
真面目すぎて笑ってくれませんでした…トホホ
私の笑いのネタが通じないって、初めてかも。
…ちょっと疲れました(苦笑)