2021/7/14の記事→【ケアマネと話して、主人が認知症の舅を精神科病院に入院と決める】の続きです。

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施設のケアマネからメールで、認知症の舅の拒否が強くて、入浴拒否やリハビリパンツの交換も拒否をしている、居室入室時も機嫌が悪いと大声を出される、往診の医師に報告をしたところ、

①精神科入院で状態のコントロールをする

②精神科の往診で薬の増量を検討する

と言われたので、ご家族間でご検討くださいと連絡がありました。施設に行ってケアマネと直接話して、主人が舅の精神科病院への入院を決めました。

ケアマネから「認知症の後期に入りました。息子さん(主人)はもちろん、義姉さんのことも思い出せないみたい。でもミーさんのことはわかるのよ」と言われました。

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認知症の舅がいる施設のケアマネと話して家に帰った後に、ケアマネが往診の医師にすぐ連絡をしたようで、往診の医師も「すぐ紹介状を書きます!」と言って書いてくれたと夜になってケアマネから連絡がありました。

週明けにケアマネが病院の初診予約を取ってくれるようです。予約が取れ次第、こちらに日時の連絡が入りますが…その予約日に主人も私も仕事を休まなければなりません。

 

ミー:

仕事のシフトがもう決まっているのに…このクソ忙しい時に休みをお願いするのは心苦しいなぁ。っていうか、私ではなくて成年後見人・身上監護人のあなたが行けばいい話じゃないの?

 

主人:

ミーも一緒に!!絶対に!!ケアマネも俺だけじゃなくて、ミーもいた方がいいっていう感じだった!それに俺だって急な休みは取りにくい!

 

ミー:

そうだよね…舅はあなたのことを忘れてるけど、私の顔はわかるって言ってたもんね。やっぱり行かなきゃダメか…。早めに日にちがわかるといいなぁ…。

 

 

主人:(チッと舌打ちをする)

あのヤロー(舅)!

俺の世話になんかならないって、あれほど言ってたくせに!こーんなに面倒っばっかりかけてんじゃねェーよッ!!ふざけんな!!アイツの頑固さは4ななきゃ治らねェー!!

ほんと、早く4んで欲しい!

アイツがいなくなっても誰も悲しまねェーよ!

 

ミー:

いやいや、そこ違う。

あなたじゃなくて、私の面倒ばっかりになってるんだよ。そもそも、あなたは何をしてくれてんのさ?ほとんど私が表に立ってやってるよね?きっと舅も「お前ではなくミーさんにお願いしている」って言いそうだよ。

 

主人:

フッ(苦笑)

 

 

週明けになって、仕事をしながら施設から舅の初診予約日の連絡が来るのを待ってました。私は仕事中に自分の携帯電話の所持ができないので、お昼休憩時に着信を確認したんですが何もなかったので、私から施設に連絡をしてみました。

 

すると、電話に出た事務のHさんが「あ、ミーさんですね。いまですね、入院希望の書類を作成しているところです。この書類を提出しないと初診の予約が取れないので、もう少しお待ち願いますか?」と言われました。

 

了承して午後からの仕事に邁進していると、同僚が「ミーのロッカーからブーブーって携帯電話のバイブ音が長くしてたよ」と言われ、すぐにロッカーへ行くと施設から着信があり留守電に「書類を提出したんですが、先方の病院がご家族の話を聞きたいということなので、16時までに電話をしていただけますか?」と、メッセージが入っていました。

上司に事情を説明して仕事を抜けて、先方の病院に電話をしました。

 

ミー:

施設からそちらに電話をするように言われました。私、○○(舅の名前)の長男の嫁のミーと申します。

 

先方の病院:

え??…お嫁さん??(なんで嫁からの電話なの?っていうような感じでした)

ではお舅さんの生年月日を言っていただけますか?

 

ミー:

昭和7年8月〇日です。

 

先方の病院:

あ、はい。合ってますね。

いろいろお聞きしたいので、今お時間は大丈夫ですか?電話代がかかりますので、こちらから掛けなおしをします。

 

ミー:

時間は大丈夫です。掛けなおしも必要ありません。舅の話を聞きたいということで施設から伺いましたが、どういったことでしょう?

 

先方の病院:

施設に入る前を教えてください。

 

ミー:

(思い出しながら話し始めていると)

 

先方の病院:

え?ちょっと待ってください。私は施設の往診の医師から電話がきて「足腰がしっかりしていて、体力もあるから通院で大丈夫」と通院希望と伺ってますが…入院のご希望なんですか?

 

ミー:

あ、はい。もちろん!入院です。

え?通院って往診の医師が言ってるんですか?(苦笑)

往診の医師が言うように足腰はしっかりしていますが、職員の言う事をきかないしすごく怒るから施設側が何もできなくて困っている状況なので、通院なんか…絶対にできませんよ!

それに、舅を入院をさせるのに、どうやって施設から出すのか?出せるのか?も不安でいっぱいな状況なのに!

 

先方の病院:

…そうなんですね。そんな状態であれば通院はムリですね。

あ!こちらに施設からの入院希望の書類が届いていますね…。私は通院担当者なので、往診の医師から通院と聞いていたので受けました…すみませんが、入院担当者から再度、ご連絡をしてもいいでしょうか?

 

ミー:

へ?私に連絡が来るんですか?すみません、私はいま仕事中でこの後はちょっと難しいので、窓口になっている施設に電話をしていただけますか?

それと、施設から入院前の初診に家族の同行をお願いされているんですが、今日申し込みをして予約ってだいたいどれぐらいで取れるものなんですか?

 

先方の病院:

施設からの書類を提出していただいていますので、この書類を踏まえて受け入れが出来るのかを判定します。判定するまでお待ちいただいていますが、ご家族様の同行は入院日だけで大丈夫ですよ。入院書類のサインをしていただきたいので。

 

お手間をとらせてしまって大変申し訳ございませんでした。では施設に入院担当者から電話を入れます。

 

ミー:

私からも今のことを施設に電話をして伝えておきます。

 

【施設に電話をかける】

ミー:

Hさん、留守電をありがとうございました。

いま先方の病院に電話をしましたが、往診の医師から先方の病院に連絡がきて「通院」って聞いたって言ってましたよ!往診の医師からの伝達内容を読み上げてもらいましたが「足腰がしっかりとしていて体力もある」って…(笑)それは嘘じゃないけどね、舅の拒否が強いっていうことがなかった。

私が「通院なんかできませんよ!」とはっきり言っておきましたが、往診の医師は舅の状況をちゃんとわかっているんでしょうか?紹介状の内容は大丈夫なんでしょうか?

 

Hさん:

大変申し訳ありませんでした。往診の医師に確認します。

 

ミー:

それに、拒否が強くて言う事を聞かない舅に困っているんだし、そんな舅を施設から先方の病院に連れて行くことも無事にできるのか?が問題なのに!

 

Hさん:

ほんと…ミーさんがおっしゃる通りでございます。大変になると思います。

 

ミー:

それで、入院担当者が改めてそちらに連絡をするということなので、すみませんが対応をお願いします。私はこの後、夕方まで電話に出られませんので、何かありましたら留守電に入れておいてください。

それと家族の同行は入院日だけでいいと言われました。私事で申し訳ないのですが仕事の休みを取る事情がありますので、同行する予約日が分かりましたら早めに教えていただきたいのですが…すみません、よろしくお願いします。

 

 

このやりとりだけで、すごく疲れた。

…というか、往診の医師が面倒なことをしてくれたな!ってイラッとしました。意外と、往診の医師と施設との伝達が上手くいってないのかな?とも思いました。

 

精神科病院への入院の手続きも一苦労ですね。

それに「受け入れできるのかの判定」って…怖い!

受け入れが出来ないと判断されることもあるっていうことですね…どうなることやら。