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2020/9/25の記事【精神障害者&軽度知的障害者の妹の精神不安の悪化】によって、妹(40代、グループホームで生活している)から毎日のように届いていた手紙やメールが全くなくなりました。

それから1ヶ月過ぎて…先日、妹から手紙が届きました。

 

(原文のまま↓)

「お姉ちゃんへ。おつかれさまでした。おひさしぶりです。

世話人さんに相談してお姉さんに手紙でほうこくをした方がいいと言われてなやんだのですがほうこくがいっぱいあったので手紙を出しました。

お姉ちゃんとお兄ちゃんにメール、TELしていないで1ヵ月たちました。最初はつらかったけど、だんだんなれてきてだいぶ姉や兄にたよらずにできるようになりました。ふつうの人はそれがあたりまえだったんだと気がつきました。」

 

いつもより、やわらかい字というか丁寧に書いてあって、手紙を楽しく書いているような…自信を持ったような感じを受けました。

 

そして妹の日々の報告として、デイケアに通っていることや、作業所の体験にも行くようになって楽しいということが書いてありました。

 

「自信の件も世話人さん(グループホームに常駐している)とお茶会した時に笑っていたら、笑うことはプラスしこうになれるときがついてからプラスしこうになり笑うようになりました。事業主さん(グループホーム)、スタッフさんが心配してくれて今じゃ自信がつくようになって毎日が楽しみでいます。お姉ちゃんにみせたいくらい元気でいますよ。もう1人でも大丈夫ですよ。安心していいですよ。

私も考えもかわってきています。お姉ちゃんのおかげです。だから安心してくださいね。ほうこくでした。」

 

妹の大好きなサンリオのキャラクターの便箋3枚分に書いてありました。

 

精神障害者は躁鬱が激しくて、リズムのような起伏があります。妹はこの繰り返しを、統合失調症を発症した20代からやっている…。

妹のこの手紙を読んで、よかったとか安心したという気持ちは全くない。ようやく鬱の時期から脱出したんだな…って感じ。

 

妹がこういうことを繰り返すことがあることは何度も経験しているのでわかってはいますが…

妹が鬱の時期になると「またか…」というため息と、私まで振り回されないようにしなきゃ!と妹から逃れようとする努力をする…。

 

そして妹は、何もなかったかのようにケロッとして戻ってくる…今回のように。

いつもと同じく「楽しくなった」「自信がついた」「プラス思考」というセリフを言いながら…20数年間も同じことの繰り返し。

そんなこと、母がいる時から母が妹に言っていたことだし…。これが未だに続いている…母のアドバイスは何だったんだろうかと思うし、同じ報告しか受けないから聞くこっちの方が正直…疲れる。

 

以前は妹が元気になるようにと、前向きになるようにと私や兄が妹の不安の気持ちを聞いて、いろいろアドバイスしたり投げかけたりと親身になっても、結局は妹自身が気づかないと妹の気持ちは変わることがない。

 

病気とはいえ、こういう妹と付き合うことはイライラもするし、頭にくることもあったけれど、現在はそれを通り越してため息しかでないし、疲れにしかならない。

妹はそういう病気なんだから仕方がないじゃんって言われるかもしれませんが、でも私の中では妹に関わることや妹の躁鬱に振り回されることがストレスになっている。

 

だからもう、妹には必要最低限のこと以外は触れないようにしようと思った…。そのために妹に支援者をつけたんだし、グループホームを見つけて入居できて、知的障害判定も受けさせて、障害者基礎年金の手続きもしたんだから。

 

妹への返信は手紙ではなく、メールにしました。

「手紙での報告をありがとう。元気に楽しくやっているようで何よりです。私はいろいろと忙しくて自分の自由な時間がないから、妹と違って楽しく過ごしてないかも(苦笑) ま、お互いにがんばろう」と、私だって大変なことがあるんだというアピールをしました。そして長文ではなく短めにして、私の子供達の最近の写真を添付しました。

 

今後はこれぐらいの付き合い方にしていこうと思いました。