認知症の舅と主人は昔からとても仲が悪く疎遠で、主人は舅のことを大嫌いだと豪語し、舅が認知症になっても「俺には関係ない」と言って、触れることもありませんでした。
義姉の協力もなかったので、地域包括支援センターのKさんの協力のおかげで何とか1人で舅の面倒をみていましたが、舅の認知症が進行していくごとに、私の体調や精神がひどくなって、2018年に施設に入居してもらいました。
舅の成年後見人(司法書士が財産後見人、主人が身上監護人と2018年に審判が下りました)を立てました。
司法書士との連携はもちろん、舅の手持ち金の管理や支出報告、郵便物管理やいろいろな手続きなど、身上監護人の主人がやるべきことを私がやっています。
私がやったことはその都度、主人に報告するんですが、主人は「ふーん」「あ、そう」と軽い返事のみで、最後に「ありがとう」とセリフのようなお礼を言うだけ。
Yahoo時代からのブログ仲間に、主人のことを「名ばかりの成年後見人」と言われています(笑)
その通り!なんですが(笑)…これではいけない!ですよね。
裁判所に認められている身上監護人は、私ではなく主人だしッ!
なので、今年に入ってから「主人を教育しよう!」と思いました。
私が倒れたり、新型ウィルスにかかったり(私は気管支喘息を持っているので)、別居や離婚をしたら…主人がやらなければいけません。そうなった時に「何も知らない」と言うことになるし、一番困るのは主人です。
なんだか…こう書いていて思ったのは、精神障害&軽度知的障害者の妹に似てますね(笑)妹を手放さずに、母が全部やっていたのと構図が同じです。私も主人を甘やかしていました~反省。
まず!【その1】
司法書士とのメールのやりとりは、主人のメールアドレスも入れてグループで送り合うようにして、私からの言葉の報告ではなく主人が直接メールの内容を見れるようにしました。
すると主人が「あんなやりとりをしてるの?あそこまでする必要はないんじゃない?すごく細かくない?」と言ってきました。
「私ができない時はあなたがやるんだよ!」と強く言いました。
【その2】
施設にいる舅が食後に残飯をあさってしまうので、職員が舅に手渡す個包装のお菓子を月に1回施設に持って行ってるんですが、それも主人にやってもらうことにしました。
でも主人は急に言われても、どのお菓子を買ったらいいのか?何個入りを何袋買えばいいのか?がわかりません。
最初は一緒に行って、主人に個包装になっているお菓子を選ばせました。
「1ヶ月=30日として、毎食後(1日3食)に渡すから90~93個あれば大丈夫だから」と教えました。そして購入したお菓子の外側の袋に「購入した日付と名字を書いておくと、職員達もわかりやすいと思うんだ」と言い、マジックで書いてもらいました。
そして「施設に持って行って!」と言うと「え?俺だけで?なんでミーは来ないの?」と言ったので呆れました。
「いやいや…あなた(主人)のお父さんのことなんだし、今は面会ができなくて渡すだけなんだからラクじゃん」と言うと渋々出かけて行きました。
帰宅した主人に「ご苦労様、ありがとう」と出迎えると主人が「なんか…心がこもってない言い方だね」って!「はぁー?あなた(主人)の方がそうだったじゃん!」と言い返しました。
まぁ、少しずつですが、主人にやっていってもらうことにします。
そうすれば私もラクになりますし、私がいなくなっても主人が担っていけますしね!(笑)
もうすぐ家庭裁判所に、この1年間の身上監護人としての活動を報告(申し立て)をしなければいけません。昨年は私が初めて報告(申し立て)をしました。今年は主人に教えていかないといけませんね~。イライラしないように深呼吸して、お釈迦様の心で主人に指導するように心がけなくっちゃ!