先日 私が不在にしていて、主人が家にいた時にインターフォンが鳴って主人が出ると業者らしき人が「いま近所の屋根の工事をやっている者ですが、お宅の屋根がめくれていて釘が見えている所を見つけました。これから次の現場に行くんですが、もし屋根にあげてくれればすぐに治しますが…」と言われたんですって。
主人は「屋根の破損」にビックリして動揺したようです。「え?誰の家の屋根から見えたの?」って聞き返すと「○△さんです。青い屋根の家です」と業者らしき人が答えたんですが、主人は地元のくせに私と違って近所付き合いがなく、青い屋根と言われてもわからなかったんですって。

主人が「この家を建てた会社に連絡するから大丈夫です」と断って、この家を建てた会社に連絡をして、この流れを伝えると担当者が「あー、それはいま流行りの悪徳業者のやり口ですね。言う通りに屋根にあげていたら、屋根をめくって釘を出していた所でしたよ!断って正解でしたね」と言われたようです。

私が帰宅をして主人からこの話を聞き「○△さん??そんな名前を聞いたことがないよ」と言うと主人が「青い屋根って言ってた!一緒に探しに行こう!」と言って疲れている私を連れだして、一緒に近所を回って青い屋根を探し、表札を確かめました。…青い屋根もないし、○△さんもいませんでした。
今はこういうやり口があるんですね。正常な主人でも騙されそうになるんだから、認知症の舅がいたら完全に騙されていましたね。

…っていうか、私が対応していたら「○△さんなんて聞いたことがない。何軒先ですか?」と言ったし「そんなに離れた所から我が家の釘が見えるんですか?」って言って相手の名刺をもらうか、連絡先を聞いていましたね。そう思うと主人の留守番ってダメですね~。なので主人に「これからは『妻に相談してから返事をだします』って言って相手の名刺をもらうようにしてね!」と注意しておきました(笑)

次の日に向かいの奥様(舅と同世代)にお会いしたので、この話をしたら「…ミーさん、そのお話…わたし知ってます。実は私、だいぶ前に引っかかったことがあるの。屋根の釘が見えてるって言われて直さなくちゃと思ってね…見積が出て契約したんだけど、息子達に騙されているって怒られてクーリングオフをしたのよ」

えーッ!!同じ手口!!…驚きました。
私の近所には舅の年代の人が多く住んでいるから狙われたんですかね…。こわいなと改めて感じました。皆さんも気をつけてくださいね。