文字を読むのが大変になってきた、施設にいる認知症の舅。
施設長に「本ではなく写真集がいい」と勧められて、
先日 初めての面会の時に「京都の庭園」の写真集を買って渡しました。
舅は庭いじりと庭や家の周りの掃除をするのが大好きでした。
舅が庭の写真集にどれぐらい興味をもつのかはわかりませんが、
何か他にいい写真集がないかといろいろな本屋を回りました。
…が、これと言っていいのが見つかりません。
 
舅のベッド下にある収納ケースをあけてみると、袋に入った白黒写真が
いっぱいありました。大小様々な大きさです。
舅の学生時代や会社員時代の旅行などもありましたが、
若い頃の姑と2人っきりで出かけている写真や
小さい頃の義姉と主人が写っている家族写真もありました。
 
家族が写っている写真には、姑と義姉のツーショトばかりで
主人が写っている写真があまりない…。
あったとしても主人が嫌がっている写真や、カメラをみていない写真、
ふてくされて横を向いている写真ばっかり!笑いましたね。
主人が幼い頃とはいえ、駄々っ子だったのでは?と推測ができた(笑)
なるべく主人が写っている、ふてくされた写真をピックアップして、
写真を入れる冊子に入れました。
 
施設から足りない物の連絡があったので、それを持っていく時に
写真を持っていって舅にみせよう!と思っています。
舅はどんな反応をするかな?
ちょっと楽しみでもありますが、忘れていたら…悲しいですね。