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こんにちはマダムサトコです。本日は ”1/10 献金はここが根拠だ”というお話です。

本日は創世記 28章19節から読んでいきましょう。

そして、その場所の名をベテルと呼んだ。しかし、その町の名前は以前はルズであった。

ベテルというのは現在のイスラエルの首都と言われている（まあこれもいろんな意見がありますのでちょっとぼかした言い方をさせていただきますけれども）エルサレムの北 20km ぐらいのところをそのように呼んでいたということですね。

以前、その当時の交通手段であったラクダなのか本人が歩いて移動していたのかそれは分かりませんけれども、 1日30キロぐらい歩いたとして 2～3日歩いたとして大体この辺にいたんじゃないかな？という場所が

その当時ヤコブが住んでいたベールシェバからまあ 60km 70キロプラスぐらいの場所ではなかろうか。そしてそれがエルサレムの近郊あたりではなかろうか。

という話をしてましたけども、実際場所を地図で現在の地図ですね確認すると本当にその通りだなと思います。

このベテルというのは神の家という意味です。このセリフはもちろん昨日ご紹介申し上げました「こここそ神の家に他ならない」というヤコブの言葉を

そのままその地名にしたということですね。ベテルというのはキリスト教関係の建物とか集まりとかに非常に使われる言葉ですね。それはその建物もしくはその人間の集まりが「神様の場所である」ということを意味してるわけですね。

しかしその町の名前は以前はルズであった、という記述がありますね。これはもともと”アーモンドの木が生えている場所”という意味だそうです。そしてその名前は当時のその土地に住んでいたカナン人たちがつけた名前だということです。

その土地の人がなんとここを呼ぼうとも、自分にとっては「神様が自分に現れてくれた神の家である」という意味でヤコブはその土地をベテルと呼びました。このベテルという町がまたずっと後なんですけれども、いろんなところでまた出てくるのでそれはその時にご紹介申し上げたいと思います。

20節それからよく部は請願を立てて言った。「神が私と共におられ、私が行くこの旅路を守り、食べるパンと着る着物を賜り

まあここでヤコブが本当に着のみ着のままで、食べるものもそんなに持ってなく、そしてこの旅路が安全な旅ではない。ということを前回前々回の動画で推測としてお話ししてましたけども、この言葉ではっきりとヤコブの状況というのが分かりますね。

21節無事に父の家に帰らせてくださり、こうして主が私の神となられるのなら、

そして食べるものよりも着るものよりも何よりも、「無事に父の家に帰られる」。自分の命が保たれる。こうやって神様がまず私の安全を守り、そして食べるものを与え着るものもしっかり与えて、命と肉体の無事を保護しいるべき場所に戻れるのなら主は私の神となるのであれば

22節石の柱として建てたこの石は神の家となり、全てあなたが私に承る 1/10 を必ず捧げます。」

すごいですね、神様にがっつり要求してますね。そして与えてくれるならという物質的なものではなくて、

「主が私の神となられるのなら」と物をくれるのではなくて、神が私と共におられるのなら、ということで

この箇所もまたですねスピ系が大好きな人たちにとっては「物を望むのでなく神様に感謝しましょう」とか「お金を得るのではなく人間関係を大切にしましょう」とか書いてある本の元祖はここなんだよ、という点ですね。

「神が私と共におられるのならそれらは全て与えられる」という大きな宣言ですね。

そしてそのように守ってくださるのなら、私が得たものの 1/10 を必ず捧げます。これはキリスト教会でよく議題に上がる「献金というのは十分の一じゃないとダメなんですか」とか「献金は必ず払うものなんですか」とか「献金は毎月いくらですか」とお月謝のように問われたりする、微妙な” 献金問題”というのがあるんですけれども、それに対する明確な答えともなってる箇所ですね。

本日は 1/10 献金はここが根拠だというお話です。よくよく見てみると、 1/10を捧げる条件というのは「神が私の主となってくださるのなら」なんですね。

神が与えてくれるのなら、ではないんですよね。ですから「この教会に来たらご利益がすごくたくさんあるから」で献金をあげるではないんですね。

そして金額についても「神が私に与えてくださった 1/10」と言ってますね。

この1/10についても「法人名義で献金をする時なんかはどうしたらいいんでしょうか」というようなお話もありますね。売上の1/10なのか、粗利益の1/10なのか、営業利益の1/10なのか。現代の会計法にならうとどこの利益の1/10 なんですかっていう話になるんですけれどもw。

まあ私なんかはタイという国に住んでおりまして、タイは仏教のお寺がたくさんあって献金とか寄付とかも盛んなんです。そういったものを会社の経費として計上してもいいんですね。そうすると自ずとそれが参入できる箇所での利益の1/10、ということにしてます。

まあこの当時と現在ではそのあたりがちょっとね色々悩みどころではあるんですけれども、自分が「これが神様に与えられたものだ」と思うものの 1/10を捧げる。 1/10の根拠というのはここに聖書に書いてあるから、という理由ですね。

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それでは今日はここまでです。ご視聴誠にありがとうございました。

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高額献金が詐欺やカルトだとわかる箇所-創世記28章19～22節