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混濁

あまり役に立たない感じの映画の感想


JACK RYAN: SHADOW RECRUIT

2014, アメリカ / 監督 ケネス・ブラナー
ウォール街にある投資銀行のコンプライアンスと経済テロ阻止を目的としたCIA情報分析班のアナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン。ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチし、上官ハーパーにエージェントの現地派遣を要請する。しかし、彼から返ってきたのはライアン自身による調査命令だった。チェレヴィン・グループへの監査を装ってモスクワへと飛んだライアンだが、そんな彼に同グループの警護員が襲い掛かってくる。(yahoo!映画)


ジャック・ライアンシリーズは観たことないのでどんな映画とかも知らずにとりあえずクリパ主演なので観に行ってみるか~くらいのノリです。
うーん、なんだろう、すっごいつまんなくはないしそれなりには楽しめるけど、っていう感じ。
結構「え、それそんな感じの対処でいいの?」っていうシーンが何か所か出てきてそこそこつっこみどころがあるので(俺、CIAなんだ…とかアッサリ言っちゃっていいんだ!?とか)、あんまり彼らが阻止しようとしているものの深刻さが伝わってこないというか…。


敵も隙だらけ、主人公側も隙だらけ、お互いそんな感じだったんでなんかトントン拍子に上手くいっちゃったけど終わりよければすべてよしだよねめでたしめでたし☆~(ゝ。∂)といった雰囲気の映画でした。
池上明さんが監修とかしてるから結構難しい話もあったりするのかな、と思ったんですけど、っていうかもしかしたらあったのかもしれないですけど、ごめんなさい全然覚えてないです。

あ、クリパは終始追いつめられてて可愛かったです。(雑な感想)

AMERICAN HUSTLE

2013, アメリカ / 監督 デヴィッド・O・ラッセル
詐欺師アーヴィンと、その相棒で愛人のシドニー。彼らはFBI捜査官リッチーに逮捕されるが、無罪放免を条件におとり捜査への協力を持ち掛けられる。それは、架空のアラブ人富豪をダシに、カジノ利権に群がる政治家やマフィアを一網打尽にするというもの。アーヴィンとシドニーは、標的のカーマイン市長に近づくが、二人の仲を嫉妬するアーヴィンの妻ロザリンがおとり捜査の邪魔をする。(yahoo!映画)


アカデミー賞ノミネート作品だし、キャストは豪華だしで観に行かない理由がない!ぐらいの作品なんですが、いやーびっくりした面白くないのです。



いや、面白くないという言い方には多少語弊があるのですが、正直途中から早く終わんないかなあ…と思ってしまった程度の面白さ、というか。


バットマンで筋骨隆々だったクリスチャン・ベールはハゲでデブ、イケメンブラッドリーは似合わな過ぎるパンチパーマで残念なイケメンに…などビジュアルのインパクトこそあれど、段々慣れてきてしまうので笑、それも最初だけで。


詐欺のお話に加えアーヴィンとシドニーの恋愛模様が描かれるのですが、そこにリッチーとロザリンも加わって…って感じで、結構色々盛り込んでくるのでお話もすんなり進まないんですよ。そのせいか主題がぼやけているように感じてしまって…。いやむしろ詐欺を描くというより二人のちょっと変わったラブストーリー的な感じなのかもしれないんですけど、正直どっちも中途ハンパな感じがしてしまいました。
終わりもいまいちスッキリするとは言えないかなあ。


ジェニファー・ローレンスはぴったりだったし、彼女が出てくるシーンは面白かったんですけどね。

正直一番興奮したのはデニーロ出演シーンかな。
全部持ってかれた感がある。単純に私がデニーロ好きっていうのもあると思いますが。


まあそんな感じで、正直あんまり期待してなかった(世界にひとつの~はそれなりに面白かったけどそこまでじゃなかったので)のにもかかわらずそこまで楽しめなかったので、アカデミー賞ノミネートっていう感じでハードルあげていくとちょっと痛い目見るかもしれないです。好きな人はすきなようなので、一概には言えないのですが。っていう至極当たり前な結論で終わります。笑

Bowling for Columbine
2002, アメリカ/カナダ/ドイツ / 監督 マイケル・ムーア
1999年4月20日、アメリカ・コロラド州の小さな町リトルトン。2人の少年は朝の6時からボウリングに興じていた。いつもと変わらぬ1日の始まり…のはずが、この後2人の少年は銃を手に彼らの通う学校、コロンバイン高校へと向かった。そして、手にしていた銃を乱射、12人の生徒と1人の教師を射殺し23人を負傷させた後、自殺した。マイケル・ムーアは問う、“なぜアメリカはこんなにも銃犯罪が多いのか”と。その疑問を解消するため、マイケル・ムーアはカメラとマイクを手に様々なところへアポなし突撃取材を始めるのだった。(yahoo!映画)

エレファントと同じくコロンバイン高校銃乱射事件を題材にした映画ですが、こっちはドキュメンタリー映画。マイケル・ムーア監督は一時期日本でも話題(?)になっていたし、私も好きなマリリン・マンソンが出ているということで、興味はありながらもなかなか鑑賞するに至らなかったのですが、最近テレビで取り上げられていたのをキッカケに存在を思い出し今回借りた次第でございます。笑


日本から出たことが無いに等しい私としては、アメリカでの銃入手の容易っぷりにびっくり。
身分証明書とかを見せれば買える、くらいのアッサリっぷりっていうのは知っていたんですが、普通にスーパーマーケットで銃弾が購入できるなんて!
銀行で口座を開いたら特典として銃がついてきますよ~とか、もうしょっぱなからカルチャーショックだらけ。


コロンバインの事件を起こした少年たちが聴いていたから、っていう理由でマリリン・マンソンは悪影響だ!って責め立てるのは本当にばかげているよな~。
当の本人マンソンは冷静で、過激なビジュアルと喋っている事のまともさのギャップが面白かったです。
(このころのマンソン痩せててかっこいいですね。いや今のマンソンも好きですけどね!)


日本でも割と事件が起きた大きな要因のように、ゲームや映画、マンガなどの暴力描写が槍玉にあげられますが、個人的には全く影響がないとは思いませんが、そこに原因を帰属させちゃうのはどうも納得がいかないよな~って感じです。


先ほども触れた、同事件を扱った「エレファント」では犯人の少年たちが事件を起こす直前に暴力的なテレビゲームをやっているシーンが映し出されますが、実際に犯人の少年たちが事件の直前にやっていたのはボウリングなんですね。

まぁ、犯人の男の子たちがボウリングをプレイするシーンはさまれてても「?」ってなるだけですし、暴力ゲームやってから事件を起こす方がなんとなく流れとしては"自然っぽい"ので、そこらへんが変更されている意図も分かんなくはないんですが、やっぱりちょっとだけ腑に落ちないなー。


アメリカと同じくらいいろんな人種の人が住んでいて、銃を所持しているカナダとの比較が興味深かったです。っていうかこの映画見たらカナダの事好きになっちゃいますね笑
お互いに助け合い信頼し合う社会、まさに理想じゃないですか!(正直良い部分しか見せられてないだけって感じもかなりしますがw)
泥棒に入られたこともあるけど家に鍵をかけないってのは凄いなと思いました…。日本でも田舎の方では鍵かけなかったりする、って聞いたことあるけど、でもほとんどないですよね~。


犯罪率は減っているのに、恐ろしい事件ばかりテレビで取り上げられ恐怖を植え付けられているせいで安心して生活できない、ってのは日本でも割とそういう傾向になっているような気もします。それでもまあアメリカとかに比べれば全然安全って思うし平和ボケしてる自信(?)あるけど笑


KKKとか正直ぼんやりとは知ってるけど、あんまりよく知らなかった私としてはアメリカの銃の歴史をアニメで紹介する部分とかかなり興味深かったですw


正直偏りも感じるし、そういった編集もなされているようなのでこれをそのまま受け取るつもりはないですが、それでもまあ、一応は銃の(所持の認められてい)ない日本に生まれて良かったなあと思わずにはいられなかったです。

THE SECRET LIFE OF WALTER MITTY

2013, アメリカ / 監督 ベン・スティラー
雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティは、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ出る。ニューヨークからグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへと奇想天外な旅がウォルターの人生を変えていく。(yahoo!映画)


試写会が当たったのでそれで観てきました!
かなり楽しみにしていた映画なので、1か月も早く観られて嬉しい(*^ω^*)


予告編を初めて見た時、私が精神的にもかなりまいっていたときだったからかわかりませんが、もう予告だけで泣きそうになってしまって。「これは"あなた"のための映画です」ってキャッチコピー(?)がありますけど、もう本当に、これはまさに私のための映画にちがいない!ってぐらい、期待していたんですが。いざ鑑賞してみたら、予告編から受けた印象とは違うタイプの映画でした笑


絶賛のような感想が多いのですが、私にはそんなには響かなかったのです…残念。なんていうか、もう少し踏み込んでくれればぐっとくるものがあったんだろうなあという要素はあるだけに、本当に惜しいなあ!という感じでした。深いところまではいらずに、表面をなぞるようにして終わってしまったというか…。


まあ私が勝手にシリアスよりなヒューマンドラマだと思ってたのが悪かったのかもしれないです。予想に反してファンタジー色強め、コメディ要素も多めだったので、ちょっとびっくりしちゃった笑


ウォルターの妄想も突然始まるし、そんなところにまで携帯電話つながるの!?って感じだったし、eHarmoneyの担当の人は、ウォルターが勝手に電話切ること多かったのに最後まで優しくってちょういい人すぎる!!

スケボーと人形の件はちょっと強引というかありえなくない??…とまあこんな感じでちょこちょこ気になる部分があったのですよ(・ω・`)



まあでも、彼の旅する先の壮大な景色は非日常感があって、まさに"冒険"って感じで楽しかったです。一緒に旅した気分になりました~これは映画館のほうがより一層楽しめると思います。
あと演出が色々凝っててオシャレで、そこらへんも観ていて楽しめましたね。オープニングの映像もエンドロールのもどちらも素敵でした。


個人的にロン毛のウォルターがすっごいツボです。かっこいい…!ちょうタイプ!笑
いやな上司役のアダム・スコットは本当にヒゲが似合わなかったな~~w


音楽も良かったです。Space Oddity( http://youtu.be/ZrZlhD0Oeto )が使われているって知った時にもうこれは最高に違いない!と思ったのですが予想通り音楽はどれもこれも素敵な楽曲ばかりでした~。やっぱり一番印象に残ってるのは(space oddity以外で)予告にも使われているJose GonzalezさんのSTEP OUT( http://youtu.be/9MTnP0pOYgE )かなー。いい曲ですよね:)


でもやっぱりウォルターとショーン、ともに働いていたネガの部署の同僚との関係性をもう少し描いてくれていれば、最後のあれももうちょい響いたんじゃないかなとか思ってしまい…。なんかほんとうに惜しいなー!って感じだったのです。
まあでもなんとなくもう1回観たいなあという気分にはなっているので、割と好きな映画であることは確かなのですが。


ファンタジー&コメディなんだってことを分かったうえでもう一度観たいですね。

最初は頼りなさげで妄想ばかりだったウォルターが、段々と大胆に自分から行動を移していくようになるところはやっぱりぐっときますし!最後のアレももちろんぐっときましたし!!


まあそんなこんなで文句ナシ!とは言わないものの、音楽も映像も素晴らしかったのでぜひ劇場でどうぞ~!!

SNOWPIERCER
2013, 韓国/アメリカ/フランス / 監督 ポン・ジュノ
地球温暖化を防ぐべく世界中で散布された薬品CW-7により、氷河期が引き起こされてしまった2031年の地球。生き残ったわずかな人類は1台の列車に乗り込み、深い雪に覆われた極寒の大地を行くあてもなく移動していた。車両前方で一部の富裕層が環境変化以前と変わらぬ優雅な暮らしを送る一方、後方に押し込められて奴隷のような扱いを受ける人々の怒りは爆発寸前に。そんな中、カーティスという男が立ち上がり、仲間と共に富裕層から列車を奪おうと反乱を起こす。(yahoo!映画)


※ネタバレ有、この映画が好きな人は読まない方がいいかも。

監督の映画も、韓国映画も見たことなくって。一応イノセント・ガーデンくらい?ってことで、向こうの映画の感じとか全然わからず観てしまったのが失敗だったのか分かりませんが、全然面白くなかった…!
それどころか面白くなさ過ぎて途中頭抱えそうになって最終的に頭痛くなってしまい…それぐらい合わなかった笑


もう序盤からなんとなくお話と世界観に入り込めない自分が居て、困ったことに最後までそのままで。
演出とかも結構独特だし、変な映画でしたね…。これが合うか合わないかで結構評価変わってくるのかなと思いました。アクションシーンとかもちょっと独特で苦手だったかな。(ちなみにグロいって意見あるけどそんなにグロかった印象がない…肝心なところは音のみで別に見せてなかったし、比較的流血も少なかったような。)


クリス・エヴァンス、ティルダ・スウィントン、ジェイミー・ベル、ジョン・ハート、ルーク・パスカリーノなどなど俳優さんは好きな人ばかりだったのに、彼らの演じていたキャラクターには全然魅力を感じられなくって。ああ、ティルダ・スウィントンはもうかなり個性的で面白かったですけどね笑
ルークくんもなあ、タトゥーが言葉がわりだったり、それなりに見せ場はあったけど、なんか惜しかったなあ。


しかしまー食べてたプロテイン・ブロック、まずそうすぎてなぜコレ…そしてこんな色…と思ったら原材料も明かされて余計うげえええってなってしまった…。
あれ一つで栄養補える気が全然しないんだけど。みんなあれしか食べてなかったらもうガッリガリな体型じゃないとおかしいんじゃないかとか日光に当たれないようだしそうなるともう骨もボッロボロになってないとアレなんじゃ…とかとにかく何もかも合わなかったとしか言いようがない。


プロテインバー以外の設定もちょっとそれはどうなの、と思ってしまうものばかりで(あの連れ去られた子供の行方とか笑)、そして最後の着地点も別にわざわざ言葉で説明されんでも…って感じだしで本当にダメでしたねえ…。


唯一楽しめたのはアリソン・ピルの登場する学校のシーンだけかな。あそこらへんの展開は狂ってて面白かったです。テンポも良かったし。彼女最高ですね。


しかしジェイミー・ベル演じるエドガーがあんなにもカーティスを慕ってる理由も良くわからなかったなあ。そしてエドガーに対しては人一倍優しくしてもいいような理由がある割に彼が助けを求めても(結果的に)見捨てるような形を取ったカーティス、意味不明でした…。


あとぶっちゃけ外出るだけならあんな爆弾しかけなくても狙撃して窓にひびとか入ってたんだからなんか衝撃与えて(爆発以外のね)窓ブチ割って外に出ればよかったんじゃないの…。そして最初に7分で手がカッチカチになってたので外に出ても地獄のような気もするんですが…。段々雪が溶けてきてたんならもうちょい住めそうな状況になるまで待てばよかったのに。
あの爆破によってあの学校にいた子供とかも死んじゃったんだろうなーって思うと普通に可哀相だなーと思ってしまいましたよ。


そういえばその狙撃してたシーン、敵はスコープ(?でいいのかな?)から狙ってたのはわかるんだけど、カーティス完全裸眼なのに相手狙えてるって凄すぎると思うんだけど。視力どんだけだよ。