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混濁

あまり役に立たない感じの映画の感想

DVDで観たやつの感想をザザーっと。
※ネタバレしてます





▼テイク・シェルター

TAKE SHELTER
小さな田舎町で妻子と充実した生活を送っていたカーティスは、大災害の夢を見るようになる。恐怖、まもなく地球規模の天災が起きると思い込んだ彼は、避難用のシェルターを作り始める。そんなカーティスの行動を、家族や周囲の人々は理解できず……。(yahoo!映画)

友人にオススメ?されて鑑賞。
これもある意味世界の終わり、的な映画ですけど、this is the endとかthe world's endと違いかなり暗~い映画ですね。

とにかくマイケル・シャノンが常に苦悩しどんどん精神的に追い詰められていくのをじっくり見せられるのでね…まあ確かに、何日もそういう夢を見るようになれば、まさか本当にはおこらないだろう、いや、でももしそれが現実になってしまったら、何も行動をとらなかったことに対して後悔しないだろうか?それなら、周りに笑われても自分の信じることを貫くべきなんじゃないか…って思わずにはいられないでしょうけど。

ジェシカ・チャステイン演じる妻が、彼を一度は突き放しても、ちゃんと支えてあげているのがえらいなとおもいましたね…私だったらウンザリして去ってしまいそうだ…。

ダメな映画だとは思わないけれど、もう少し短くサックリ見られる方がいいかな…。ラストに関してはあれでいいのかとも思っちゃうけど…人生何が起こるか分からないですからね…。(雑なまとめ)



▼ファンボーイズ

FANBOYS
高校時代からの仲間で『スター・ウォーズ』オタクのエリック(サム・ハンティントン)たちは、末期ガンで余命わずかの友人に新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観せようと、ジョージ・ルーカスの本拠地スカイウォーカーランチを目指す旅に出る。しかし、彼らの行く手には対立する『スター・トレック』ファンとの遭遇などさまざまな困難が待ち受けていた。(yahoo!映画)

スターウォーズとスタートレックが好きならより一層楽しめるであろう作品でしたね。私はどちらもぼんやりとした知識しかないので(トレックはJJ版は一応2作とも観てるけど)、なんとなくわかるところだけアハハ~って笑えた感じ。

しかし私基本的にロードムービーってそんなに好きじゃないっぽいです。あんまりハマったためしがない。なのでコレもそこまでツボとかにはこなくて。クリステン・ベルとジェイミー・キングは相変わらず可愛いし、ジェイ・バルチェルはこういう役似合うし。セス・ローゲンがオイシイ役だったり(背中のタトゥー最高w)、ダニー・トレホがジャージ姿でいい笑顔だったり笑、キャストの面でも楽しめました。
勿論つまんなくはないけど、ほんと、スターウォーズ&トレックファンのほうが笑えるんだと思いますよ。



▼スマイル、アゲイン

PLAYING FOR KEEPS
ーロッパの一流クラブやFIFAワールドカップで活躍したサッカーの元スター選手、ジョージ・ドライヤー(ジェラルド・バトラー)は、やり直そうとやって来たアメリカで元妻のステイシー(ジェシカ・ビール)が再婚を考えていることを知る。そんなある日、あることがきっかけで息子ルイス(ノア・ロマックス)のサッカーチームでコーチを依頼されたジョージ。子どもたちの母親にモテモテのジョージだったが、ルイスとの関係がぎこちなくなってしまい……。(yahoo!映画)

予告とか見てた時はヒューマンドラマなのかなーと思ってたんですけど、ふたを開けてみたらまあヒューマン系でもあるけど…ラブコメっぽい雰囲気もあり…なんとも中途半端だったような。キャサリン・ゼタ=ジョーンズとか、ユマ・サーマンなんかも出ててキャストとしてはなかなか豪華っぽいのに中身はいたって普通のダメな男が家族を取り戻すためにいろいろする、っていう話で、そこだけに絞ればいいものをなぜかモテモテな設定まで出してきて何がしたいの?っていう。彼が家族のもとへ戻るために捨てられてしまったあたらしいパパが可哀想だったなあ。彼には非がないだけに…。しかも元妻は、サッカークラブの子供たちの母親に手を出してることも知らないわけだし、本当にそれでいいのか?!と思ってしまって。子供も大きくなってから自分の父親が友達の母親に手を出してたって知ったら結構ひくと思うんだけど…。
主人公に都合のいい展開だけが繰り広げられていく映画でした。



▼無ケーカクの命中男/ノックトアップ

KNOCKED UP
仲間たちとともにマリファナやゲーム、下ネタ話に興じながら、自堕落な毎日を送っているベン(セス・ローゲン)。ある晩、クラブに出掛けた彼は美しい新進テレビキャスターのアリソン(キャサリン・ハイグル)と意気投合し、酔った勢いでベッドイン。その8週間後、アリソンの妊娠が判明する。(yahoo!映画)

正直現実世界でこんなうまい具合にいくかといったら絶対そうならないんじゃないかなって思うんですけど笑、まあコメディ映画ですしね。ってことでね。いろいろな問題が都合よく解決しすぎじゃないかなとかも思うんですけど…。
私、先にこのスピンオフのTHIS IS 40を見ていたので、姉夫婦のほうに関心が向いちゃいました笑
THIS IS 40また見たくなってきたな~ミーガン・フォックスもでてるしw
先に見たからってのもあるかもしれないけど、本作よりはTHIS IS 40のほうが好きかも。

しかしこの作品見て、次の日THIS IS THE END見て、その次の日ファンボーイズみたので、3日連続でセス・ローゲン&ジェイ・バルチェル出演作を見てしまってちょっともうしばらく彼らはいいかな…おなか一杯かな…笑 ジョナ・ヒルも2日連続だったし…。

ジェームズ・フランコ、スティーブ・カレル、ジェシカ・アルバがカメオ出演しているんですがそこらへんは結構面白かった。

別につまんなかったわけじゃないんだけど、そんなに好評価つけるほどかっていうと、わたしにはそこまでハマらなかったかなーって感じです。ボンクラ野郎が主人公な映画好きなんだけどねえ。


Drinking Buddies
2013, アメリカ / 監督 ジョー・スワンバーグ
ビール工場で働くケイトと同僚のルーク。気の合う親友同士である2人は、それぞれの恋人を伴って旅行に出かけるが……。男女間の友情や微妙な恋心を、台本なしの即興演出でリアルに描き出した。(映画.com)

えっコレって台本なしの即興演出だったの!?
ってまずそれにびっくりした…。
完成台本を作らないまま現場で俳優とセリフを作りあげる即興演出は変わらず(http://tiff.yahoo.co.jp/2013/jp/lineup/works.php?id=C0013)ってなってるんですが大体は作ってるのか本当に場面だけ説明してセリフは俳優が…とかなのか…

この映画に出てくるオリヴィア・ワイルドのズルさが台本ではなくナチュラルなのだとしたら非常に恐ろしいんですけど…。自分の彼氏に、オリヴィア演じるケイトみたいな同僚いたら気が気じゃないっていうか…。

動揺が隠せませんが笑、90分でサクっと見られて、甘ったるい恋愛模様ではなくって、そしてビールもたくさん出てくるので、結構気軽にみられる恋愛映画(友情映画?)としては良いんじゃないかなーって思います。私もビールがスキだったらな…って映画観て思うの今年入って2回目ですけど(ワールズエンド以来 笑)、おなじようにビールたくさん飲んでる映画だけど、ワールズエンドは酩酊!感が強いから作品の雰囲気が全く違うのが面白いです。

ジル(アナ・ケンドリック)とルーク(ジェイク・ジョンソン)カップルも非常に可愛かったです。一緒にカードゲームしたりちょう可愛い。同じように遊んでいてもケイトと一緒の時とジルと一緒の時となんだかちょっと違いますよね。

飲み友達は飲み友達のままでいるのが一番いいと思う。友達で、でもちょっと危ういくらいの距離感が一番楽しいじゃん。普通に恋人になっちゃったらつまんないよ。色々めんどくさいし。友達っていいよね。笑
DESPUES DE LUCIA/
AFTER LUCIA

2012, メキシコ / 監督 ミシェル・フランコ
妻を亡くして失意の底にいるロベルト(エルマン・メンドーサ)と娘のアレハンドラ(テッサ・イア)は、メキシコシティへと移り住む。二人は見知らぬ土地で再スタートを切ろうとするものの、なかなか喪失感から逃れられずにいた。アレハンドラは転校先の学校で友達もでき、少しずつ明るさを取り戻していくが、ある日、盗撮された性行為をインターネットで流され……。(yahoo!映画)

※ネタバレしてます。


胸糞悪くなる的な話はぼんやり知っていたので、覚悟してみたせいか精神的ダメージは比較的少な目で済ませられましたが何も知らずに見たら結構うわぁ…ってなるかも。
胸糞悪いシーンはたしかに当事者だったらかなりつらいと思うし、それでも逃げない娘は凄いなと思ったり。いじめとか問題になるとなんで親に相談しないの、っていう意見もでるけど、正直親になんて相談出来ないですよ。自分がいじめられてるって認めたくないし、恥ずかしくもあるし、親に心配もかけたくないし。でも、私だったら耐えられずに即逃げてる耐えなくていいと思う。逃げて良いと思う。だっていじめをしている奴らなんて何にも考えちゃいないんですよ。そんなやつらから逃げたからって負けでもなんでもないんです。当然の行為なんです。

家で服を試着させて~のくだりは女の子なら本当にやりそうな方法だなと思いましたね。一見普通に仲直りしたのかなと思わせておいて、実は全然そんなことないっていうの。それで一方的に責め立てる。相手の言い分なんてハナから聞くつもりもない。

人間はどうしてあそこまで残酷になれるんだろう。
一人では出来ない事も人がたくさん集まると信じられないようなことでも起こってしまうのはなんでなんだろう。

ラストについてはそれは別に解決にならないだろ、と思ったけど、そんなことはきっと彼も承知の上での行動なんだろう。そうでもしないと気がおかしくなってしまうんだろう。
ハネケがよく引き合いに出されているのをみて、いやあそこまで精神的に深くえぐってはこなかったなあと思ったけど、静かに行われる行為とただボートが走っていくラストはファニーゲームと同じだなと思ったり。同じだけど、ファニーゲームはただただ恐ろしかったのに対し、こちらは寂しさと虚しさが残る。

とりあえず、人に見せられないものを記録として残しちゃダメですね。近年問題になってるけど。勝手に撮られてた、ってのはどうしようもないのかもしれないけれど、撮っているの知ってて、個人で楽しむだけだと思ったんだもん!っていうのはちょっとどうかなーと思ってしまった。

私はどちらかというと娘に感情移入してしまったのだけれど、親からしたらそれ以上にかなりキツい映画なのかもしれないですね。

正直観た直後より、こうやって反芻してる時の方がかなりキツい。今も書いててちょっとつらくなってきた…。
LAURENCE ANYWAYS
2012, カナダ/フランス / 監督 グザヴィエ・ドラン
カナダのモントリオールで国語の教師をしているロランスは、ある日、恋人のフレッドに対して女性になりたいと打ち明ける。ロランスの告白にフレッドは激高するも、一番の理解者になることを決める。迷いや戸惑い、周囲の反対を乗り越えて、社会の偏見に遭いながらも二人の人生を歩もうとする。(yahoo!映画)

みんながドランドラン騒いでるのでどんなもんかなと思ってて。たぶんカリテかどこかで予告編を見たときは、わあコレは私はあんまり好きじゃない感じだな!とか思ってたんですけど、観てみたら意外にシンプルに普通にラブストーリーだったのでびっくりしました。

もっと色々ひねくれてる作品なのかと思っていたのです。(演出は色々凝ってましたね)
2時間47分という数字にはぎょっとしました。

この映画をみて、自分は女だ、って意識したのっていつだろうって考えてみたんですが全然覚えてなくて。っていうかそんなこと考えたこともなかったっていうのが一番しっくりくる。いつのまにか自分は女だって知ってそれをそのまま受け入れてきてる。
脳と体の性別が一致していないって、どういう感覚なんだろう。こんな興味本位みたいな思いは当人たちからしたら腹立たしいことなのかもしれないけれど、そんなふうに考えてしまいました。自分についているはずのものがないとか、ついていてほしくないものがついているとか。周りとは自分は違うんだって知ったときに、そのもどかしいやりきれない気持ちはどうしていたんだろうって。

自分にとって一番しっくりくる、自分としての生き方を貫こうとしたときには、周りからの視線が突き刺さる。

カフェでのシーンは、フレッドと共に店員のオバサンに怒りを覚えると同時に、自分も責められているような気持ちにもなった。たぶん、私も実際ロランスのような人に出会ったら興味本位で色々聞いてしまいたくなるんじゃないかなって。自分では傷つけるつもりも悪意をもっているつもりもないから余計に厄介ですよね。


色んな愛の形があって、ロランスとフレッドもその様々なもののうちの1つでしかない。ラストで交わす2人の会話がすべてを物語っていると思う。

人を好きになるときって、別にその人が男だから、女だから好き、とかないですよね。その人自体に魅力を感じたから好意を抱くわけで。
それでも結局のところ自分が恋愛対象としてみるのは異性しかいないことを考えると不思議ですね。育ってくるうちに女が好きになる相手は男だけ、っていう知識を得たらからなのか、子孫繁栄的な意味で自動的にそうなってるのか。まあでも普通に女性でも魅力的な人いますけどね。何言ってんのか分かんなくなってきたのでやめますね。笑

まあなんだろう、別に好きでも嫌いでもない作品だったなーというか。
こういうカップルっているよね。何度もやり直してみたり別れてみたり。
1度別れてるってことはやっぱりなにかしらお互いに受けいれられない部分だったりどうしても譲れない部分があるからこそだと思うんですけど、まあそんな簡単にいったらこんな感じの恋愛映画作られてないわな!誰もくっついたり離れたりしないわな!ってことで。


ちなみに関係ないんですけど、私の中で今までグザヴィエといえばボワイエだったので彼の名前を見ると自動的にtahiti 80のことを思い出してしまいます…。どうでもいいね。グザヴィエは資生堂のCM曲歌ってたりもするのですよ。オシャレで素敵なのでtahiti80も良かったら聞いてね。

This Is the End
2013, アメリカ / 監督 セス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグ
人気俳優のセス・ローゲンは、友人ジェームズ・フランコの新築披露パーティを訪れる。フランコ自身が設計に関わったという風変わりな大豪邸で、そうそうたる顔ぶれのセレブたちがバカ騒ぎを繰り広げていると、突如として世界の終わりが襲来。なんとか生き残ったセス、フランコら6人の仲間たちは、フランコ邸に立てこもって作戦会議を開始するが……。(映画.com)

既に観ていた人にオススメされていたのでかなり気になっていた作品。DVDスルーが決まった時はちょっと切なかったですが、まあコレ劇場公開したところでだいぶターゲットが狭いような気がするのでDVDスルー正解かもなと思いましたね…。

全員本人役で出ているのですが、マイケル・セラがかなりおいしい役で笑ってしまいました。
普段のマイケル・セラの演じている役とは真逆というか。本当はこんな性格だったらヤだな、まあそれはそれで笑えるけど、っていうキャラで。

私はジョナ・ヒルがちょっとだけ苦手なのですが、絶妙にムカつくキャラで良かったですね。変にいいヤツとかじゃなくて、まじで絶妙にムカつくんですよ。
ジェームズ・フランコとセス・ローゲンは、まじでこんなキャラなんじゃないの?って感じ。部屋にお互いの名前とか飾ってても納得ですよ。笑
ジェイ・バルチェルはそんなに彼の事知らないのでなんとも言えないのですが(っていうかまあ他のキャストについても本当はどんな性格なのかとか全然知らんけどw)、ハマり役でしたね。

正直序盤がかなり楽しかっただけに、中盤~終盤が惜しいなあというか…。
私個人的には、最初の適度にグロい路線で突っ走ってくれたら最高!だったんですけど。
まあでも楽しかったは楽しかったですよ。段々仲間割れしてったり、まさかの展開になっていったりw ラストはもうね…まあコレでいいんじゃないかな!って感じで。笑っちゃったもん。

しかしこの映画は出てくる俳優についてだったり、映画について知ってる人じゃないと楽しめないんじゃないかな?などと思ってしまったのですが、私にこの映画をオススメしてくれたひとはそんなに俳優の名前とか知ってる感じでもなく、映画たくさん観る人でもなかったのですが楽しめたようなので、余計なお世話?というか、杞憂に過ぎないのかな。

とりあえずあらすじなり予告編なりみて気になった人はぜひぜひ。