映画『碁盤斬り』を観てきました。
事前情報なし。
むかしむかしの時代劇です。
実直、堅物、生真面目……
とにかく正義感のかたまり
そんな男の話ですが
正義とは
一概に全てが良いという訳ではない。
正義の大ナタを振りおろせば
そりゃあ何かがかち割られるわけで
正義だけでは丸く収まらないこともある。
そこには
武士の情け
という言葉があるじゃないか。
それでも
どうしてもどうしても正義を貫きたかった男が
最後に斬ったのは人ではなく
碁盤だった。
碁が好きな男にとって
碁盤を斬らなければならなかったのは苦しかったろう。
でも誰も傷つかず、丸く収まることが出来た。
これで良かったのだ。
しかし
男は1人、消える。
男の心の中は
誰も分からない。
我が正義を貫くことをあきらめ
皆の幸せを選んだ男の虚無は。
草彅剛さんは難しい役を演じましたね。
