『パーフェクトデイズ』を観に行きました。
何やら過去やら訳やらありそうな
孤独で無口な男。
清掃業の職員として
毎日公衆トイレを磨いている。
孤独で無口だけど
まったく孤独でもないし
ちゃんと会話やコミュニケーションも取れる。
ストーリーが進むにつれて
この男は実は『いい所の出』だとわかる。
でも、毎日トイレを磨き
ひとりぼっちの生活を楽しんでいる。
人々との関わりで
時々胸にさざ波が立つこともあるけれど
男は淡々と日々を送ってゆく。
ラストシーンのあの表情。
泣いているのか笑っているのか。
観ている者の胸をえぐる。
役所広司さんはすごい俳優さんだなあ。
男が車中で聴くカセットテープの音楽が秀逸です。
選曲のセンスが抜群!
ラストの『フィーリンググッド』は
出来ればブーブレで聴きたかったけど……