昨日、将門の首塚へお参りに行きました。本当に、日本有数のオフィス街のど真ん中にあるのですね…大きなビルに挟まれた一角にあります。
大手町の階段を上がってあっけないくらいすぐです。
木々に囲まれた塚は、夏ならば涼しさを誘うような雰囲気に満ちています。
お墓自体はそれほど大きくはないのですが。周りに石の蛙が4体(だったかな)に、お釈迦様が置かれています。墓石の後ろに灯籠がありまして。その後ろから、将門卿が出てきそうなくらい、灯籠は妖しげなオーラを放っていました…蛙もちょっと恐ろしげでしたし。
お墓には、きれいな花や水等が供えられています。それらと並び、“奉納”と書かれた箱が。しかも箱の上部真ん中に、郵便ポストについている口のようなものが…はて、ここにはお賽銭というかお金を入れてよいものかと迷っていると、ビジネスマンらしき人がやって来て、その口にたたんだお札(たぶん)を入れてお参りしているではありませんか!あっ、どうやらお金を入れていいようだと思った私。早速500玉ですが、箱に入れ、手を合わせました。その際、緊張しているのと、とうとうやって来たという気持ちとで、自然と深呼吸になりましたね。ちょっと体が熱くなって。
その後しばらく塚の敷地にいたのですが、ビジネスマンらしき人がちらほらお参りに来ていました。付近の会社の人は、ごく普通にお参りしているのでしょうね。
将門の首塚自体は、思っていたほど怖いところではないですね。敷地内にはベンチあり、首塚の由来が記した碑あり。ほんのちょっとした観光地というか、オアシスのようです。
将門の首塚保存会のようなものがあるらしく、お賽銭箱内に集まったお金は、塚の保存の資金になるのでしょう。
初めてなので緊張した将門首塚参りでしたが。今度はもう少し気持ちに余裕を持って行きたいです!タロットちゃんと持参して…