いや~。ほんと久しぶりのブログアップになってしまいました。かなり反省です。ガーン
下期も始まり米国生活にも慣れてきたので、我武者羅にいきたいと思います!

っということで、

Gartnerより2009年度版戦略的技術トレンドTOP10 が発表されました。

1.Virtualization(仮想化)
2.Cloud Computing(クラウドコンピューティング)
3.Servers- Beyond Blades (ブレードを超えたサーバ)
4.Web-Oriented Architecture (WEB指向アーキテクチャ)
5.Enterprise Mashups (エンタープライズ、マッシュアップ)
6.Specialized System (特定用途向けシステム)
7.Social Software and Social Networking (ソーシャルソフト、ソーシャルネット)
8.Unified Communications (統合コミュニケーション)
9.Business Intelligence (ビジネス・インテリジェンス)
10.Green IT (グリーンIT)

仮想化はサーバーのみならず、ストレージ仮想化、ネットワーク仮想化、デスクトップ仮想化と範囲を広げて浸透してきている感がありますね。

昨年の2008年度版 と比較すると、新しくTOP10入りしたのは、「クラウドコンピューティング」と「特定用途向けシステム」、「ビジネスインテリジェンス」の3つ。今頃、なぜBI?って感じもしますが、その他は、本質的には昨年の技術を継承して若干呼び方を変えている形ですね。昨年1位のグリーンITは今回は10位に。消えたのは、「BPM」、「メタデータ管理」、「リアルワールドウェブ」。

IDCのシニア・バイスプレジデントFrank Gens氏 は、「企業はクラウドコンピューティングを採用することで、ITをこれまでよりもずっと安価に利用できるようになる。」と前向き。

従来のように顧客のIT機器を単純に預かるデータセンタービジネスから、クラウドサービスを包含したデータセンターが次世代DCビジネスの本流となり、クラウドコンピューティングが次のパラダイムシフトになってゆくのでしょうね。

個人的には、企業向けのクラウドコンピューティングに注目していきます。単なるバズワードで終焉することなく、コンシュマーからエンタープライズへの浸透してゆく姿をここ米国で肌で感じたいところ。