先日、Coach21 主催のコーチング・シンポジウムに参加しました。
(内容考えると受講料\10,000は安いもん。)

あと担当営業さんの熱心なフォローがあり、参加しなきゃって想いでエントリー。彼女はいつも、電話やメールで会社での出来事や今の状況を親身になって聞いてくれ、自分を励ましてくれます。
(あっ!びっくり こういうのがコーチングされてるって感じですかね。だから、自分から進んで行きたい!と思っちゃいましたね。)

1年ほど前から伊藤社長「もしもウサギにコーチがいたら」を読んでからこの会社の研修に参加し始めたけど、いつも満席状態。参加者の質疑応答も活発で、我々が開催しているITセミナーとは全く違う様子。


今回の基調講演は、フォーチュン50のグローバル企業におけるエグゼクティブ・コーチングをしているトレーシー・L・スティーブンス氏が来日して、「企業におけるコーチ型マネージャの役割」と題したお話。物腰やわらかいトーンで分かり易い話し方。(同時通訳ではなかったので、ある意味英語のお勉強にもなったか?)

「仕事で失敗する理由は、仕事に対する知識やスキルではなく、
 人間関係が築けないことが原因の90%以上である」

っという「アルフレッドアドラー」の引用ネタ。う~ん、確かに。思い当たる節多々ありですね。

伝統的マネジメントとコーチ型マネジメントの違いをみると、当社には伝統的マネジメントスタイルの方々もいらっしゃる。。。「そんな時はどうするのか?」上司に対してもコーチング手法は使える。(コーチングアップというらしい。)確かに、コミュニケーション手法ですから、上から下という概念は捨てて双方向(Interactive)に考える。ティーチングじゃなくコーチング。

あっ別に今の直属上司がそういう人か?というと全くそんなことはありません。寧ろ逆に真似たい点も多いです。
念のため。汗


リーダーは、人々を無理やり従わせるのではない
彼らは旅に人を招き入れるのである

指示しただけでは行動できない!

気づき(Awareness)⇒熟考(Reflection)⇒ひらめき(Insight)⇒行動(Action)のサイクルで人は動く。

 
こういうセミナーに参加する度に反省するのですが、分かっているつもりで実践できていない。昨日もあるメンバーに対して、一方的に自分が言いたいことだけを言ってアクションを強制させてしまった。反省! 

1年生であれば、シンプルで明確な指示命令系(コマンド・スタイル)が必要。期待ある中堅メンバーに対してそう接してしまえば、彼は育たない。そういう考え方に育てたのもリーダーのマネージメント力不足が原因。(=自分の責任)だから、責任を持って育てねばっっっ!

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