「UFOと恋人」筋肉少女帯 | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

UFO


今年も終わりが近付き、
そろそろ2007年を総括せねばならないのだが、
(ならないのだがとか書いているが、
 実は別にならなくはないのだが)
この期に及んでライブを観てきた。

「えっ!ほんま!?筋肉少女帯vsすかんち」
会場:なんばHatch。

前回の筋少ライブ最中にて、
コント仕立てで発表された今イベント。
両バンドとも高校時代からのフェイバリット、
これは見逃すわけにはいかないと、
チケット発売するや否や購入したのだが、
今日行ってみたら当日券出てた。

仕事が長引き20分程の遅刻だったのだが、
聞いた話に因ると10分押しで始まったらしいので、
実際には1曲聴き逃しただけで済んだ。

その聴き逃した一曲が何だったのかは
非常に気になるが、気にしてる間にもライブは進む。
重いドアを開けば、
産まれて初めて観るすかんちは、
「タイムマシーンでいこう」を演奏していた。

今年になって3度目の筋少と比べれば、
生涯初のすかんちの方に多大な期待を寄せてはいたが、
今日の彼等のライブは些か迫力不足。

音圧が弱く、バランスも悪いのか、
グッと来るはずのものがここまで届かない。
演奏もまとまりに欠けていたような。
あと、ローリー以外の3人が流石に老けた。

以下は他所からパクったセットリストなのだが、

スローソンの小屋
タイムマシーンで行こう
12月はいつもレイン
LOVE LOVE HOLIDAY
恋人はアンドロイド
フローラ
ラブレターの悲劇
Mr.ロックンローラー
恋のマジックポーション
恋の$1000000マン

このように、ハードな曲はあまりなく、
スカンチンロールで踊りたかった人間には
少々物足りない。

って、1曲目「スローソンの小屋」か!
渋過ぎるだろう!
バージョン違いなのかな。

とは言え、
ラスト近くは流石の貫禄、
ポンプさんのボンゾさながらのドラミングや、
ローリーの高音部は出さない(出せない)ロバートさながらのヴォーカル、
レッドツェッペリン復活ライブも、
恐らくこんな感じだったのだろう。
イギリスまで行かずとも、
難波でツェッペリン(的な何か)が観られる俺は幸せ者である。


続いて筋肉少女帯。
暗転した瞬間判明したのだが、
今日の客の殆どは筋少の客だ。
大歓声によって彼等を迎える。

内容は大体前回と一緒で、
新譜からの曲を引いた感じ。
「香奈、頭をよくしてあげよう」だけは初めて生で聴いた。

「仕事終わりでよく間に合いましたね!
 よく走りましたね!
 平日なのに!!」
とか何とか、俺の行動を大槻はズバズバと言い当てる。

すかんちに比べ、圧倒的に音圧が凄い。
(そのせいで、またもエディのピアノが聴き取れない)
大所帯だしジャンルもメタル寄りなので当たり前ではあるが、
各人の面積もやたらでかいので、
見た目の圧力も相当なもの。

中でもやはり大槻の運動量は相当なもので、
本人も
「筋少って疲れるね!」
と驚いていた。

ラストの「モーレツ・ア太郎」で本編終了、
アンコールは大槻とローリー(とエディ)で、
あんぜんバンドの「13階の女」。
大槻が特撮でカバーしていたのは知っていたが、
すかんちもやっていたとは知らなかった。

ラストは全員による「学園天国」で大団円。
すかんちは多少物足りなかったが、
終わってみれば大満足の2時間とちょっとでした。



国会でUFOが論議の的になる時代の到来。
今こそUFO党の出番!!
と云う訳で、コレで。

当時はジャケの地味さも手伝って、
それ程高い評価はしてなかったが、
改めて聴いてみると、佳曲多し。
そして、タイアップ曲多し。
そんな自分を揶揄する「タイアップ」なる曲も。