「METALLICA」METALLICA | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

blackalbum


果たして2006年11月11日は、
後世、予告自殺の日として記憶されるのか、
新垣結衣のポッキーの日として記憶されるのか。

まだその答えは出ていないが、
そんな今日は仕事後、色んなものを見聞きしたので、
それらについての感想を手短に。
つまり、今日はただの日記。


・「蒼天航路~文庫版~(17)」王欣太

やっと出た。

あれほどの勢いと情報量と熱量を誇った
三国志漫画史上最高に面白い作品だが、
といっても他には横山光輝版しか読んでないが、
ここにきて少し息切れの感。

かつて感じた身体が浮くような昂揚は、
今巻には感じられなかった。
何か無理矢理テンションを上げている感じ。
強者のインフレならぬ、テンションのインフレだろうか。
それでも十分面白いんですけどね。

これから最終回に向けて、
どんどこ死ぬ重要人物を如何に描くかが(郭嘉が)
期待される、と同時に不安。
今まで重要人物の死をあまりに尊大に描いてるだけに。

って、既に連載は終わってるんだが。


・「いけちゃんとぼく」西原理恵子

本屋で立ち読み。

蒼天航路とともに我が漫画人生のベスト3に挙げられる名作、
「ぼくんち」を産んだ西原が描くファンタジックな絵本。

「ぼくんち」では声を上げて泣かされたが、
今作もなかなか胸をキュンとさせる。

男の子の成長物語、のように見えて、
実は受け身女子の哀しさを描きたかったのかも。


・「Show The BLACKⅡ イウ コエ オト」大川興業

前作に続いて、完全なる暗闇での音と気配による演劇。

前作は暗闇版「CUBE」とも言えるSFホラーだったが、
今回は結構ド直球にヒューマンというか青春ものというか、
どんどん毒気が抜けているのが少し気になる。

社会の闇にライトを当て、
笑いに転化し感動させ人間の本質を探る、
というのが大川興業の役目だったと思うのだが。

笑いの量も全然少ない。
やはり構成員の層の薄さは否めない。
かつて江頭や加賀谷はそこに居るだけで奇跡だった。

ただ、設定は相当ひねくれており、
盲人と心肺ドナーとその彼女の三角関係なんて思い付くのは、
演劇界広しと言えど、大川豊しかいないだろう。


・「エンタの神様」日本テレビ

相変わらず特に面白いとも思えない芸人が
更に面白くないように演出される演芸番組だが、
今日ばかりは観なくてはいけなかった。

中盤で出演した「快児」は、
昔のバイト仲間で、大学の後輩なのだ。

mixiでは既に再会を果たしてはいるが、
実物を観ると彼は非常に大人びて見えた。
きっと人間としても成長しているのだろう。

ネタは他の同型の芸人よりは面白かったが、
まだまだ足りない。
快児の面白さはあんなものじゃないはず。
頑張れ。


・「たけしの日本教育白書2006」フジテレビ

芝居やエンタを観てたので、途中から。

たけしと太田、同タイプの芸人同士、
(というより、太田本人も言ってたように亜流)
ボケまくる後輩を意識し、
たけしもギリギリまでボケてはいたが、
現時点での実力の差がはっきりしてしまう、
少し意地の悪いマッチメイクだった。

久米宏を迎えての討論で、
本音を言い出した二人(たけし&久米)の後の世代は、
最初から本音で、且つ野暮にせざるを得なかった、
みたいな感じのことを太田が発言。
それは自分たちもさることながら、
名は出していないが、
暗にダウンタウンのことを示唆していたようにも。


以上。

そして明日もお芝居を。

現在絶賛公演中のお芝居、
シアターシンクタンク万化「略奪王ナガマサ~南国武将録」は
明日が最終日です。
私が印刷物関連を手がけております。
関西近辺でお時間のあるかたは如何でしょう。
http://2tb.hp.infoseek.co.jp/

Show The BLACKってことでブラックアルバム。
正式名称は「メタリカ」。

最高傑作では無いが、
恐らく初心者が一番入りやすいと思われる一枚。


メタリカ
METALLICA



Metallica
Metallica