「PAINFUL」YO LA TENGO | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

painful


今日は土曜日だというのに、遅くまで残業。
ふと気が付くと時間は8:55。

しまった!
今日は9時からK-1GP開幕戦!
カラエフの勇姿を観なければ!

時間が過ぎていれば諦めもつくのだが、
間に合いそうなんだから仕方が無い。
大慌てで自転車を飛ばし、
コンビニでビデオテープを購入、
家に戻り予約セット、
そして、また会社に戻り仕事を続けた。


そんな面倒臭い思いまでして観たK-1開幕戦の感想を。


ホーストVS藤本。
ホーストの動きが驚く程鈍い。
年齢のせいじゃないのかもしれないが、
それでもやはり月日の流れを感じてしまう。
あの華麗なコンビはもう観られないのか。

ボンヤVS GG。
結果的にはこれが一番動きがあった試合に。
ボンヤは復調の兆しが見えたし、
GGも「力持ちの頑張り屋さん」という
キャライメージを守ってみせた。

カラエフVSバダハリ。
よく分からん試合。
カラエフのパンチが当たった事になってるが、
確認出来なかった。
動きはバダの方が良かったし、
カラエフも堪能する前に終わってしまい、
いちいち残念。
バダは色物で終わるタマじゃないと思うんだが。

グラウベVSスロウィンスキー。
なかなか見応えのあった試合。
グラウベ、ブラジリアンキック出しまくりで楽しい。
ポールさんも相当良い選手だったし。
ただ、髪の毛を少し伸ばしたグラウベ、
禿げが目立つからよしなさい!
フィリオといい、ハゲは極真ブラジル支部の伝統なのか。

シュルトVSビヨン。
もしかして良い勝負するかも、
とか思ってたのだが、完全ワンサイド。
シュルトのパンチ(というか直突き)と
前蹴り(リアル十六文)って
無茶苦茶効くわ、画的に映えないわ、
誰からも嫌がられる攻撃だな。

武蔵VSハリッド。
メタリカのパロディロゴを施した、
おニュー武蔵Tを着込んでの、
気合いの入った入場だったが、残念な結果。
ディフェンス技術とロー、細かいパンチなど、
小ネタで何とか今までごまかしてきた武蔵だが、
そろそろ限界なのかも。
次のヘビー級日本人が出てくるまで引っ張れるか?

バンナVSホンマン。
動きは悪かったけど、ホンマン本当に強いかもしれない。
あの身体で細かいパンチ撃たれたら他の選手きついと思う。
懐入れば、捕まえて膝、だし。
シュルト、ホンマンのツインタワー時代も近いかも。
まぁ、ロー対策はまだまだなので、
スロウィンスキーがやれば倒される気もする。
バンナは意地と勝負の間で迷った感じ。
懐に飛び込んでみせたのはカッコ良かったけど。


総括としては、
やはり、世代交替の波が如実に表れた大会だったと思う。

フグはとっくに鬼籍に入り、
この日ベルナルドは引退、
ホーストは精彩に欠き、アーツは病気。
ミルコとハントはPRIDEへ、
セフォーも武蔵も何となく負け、
辛うじてバンナは勝ったが、
いつか観た圧倒的な強さは垣間みれず。

勿論、シュルトもボンヤもホンマンも頑張ってはいるのだが、
何かこう、GP大会全体がこじんまりしてる感じは禁じ得ない。
第二のホーストは一杯いるが、
第二のアーツ、フグがいない感じ。

つまり華が足りない。
強さや信念や背景に裏打ちされた華のある選手が足りない。
フジテレビもストーリーが作りにくくて
困ってるんじゃないだろうか。
まぁ、スポーツとしてのレベルはアップしてるんだろうけど。


格闘技は観てて痛そうなので、
「PAINFUL」。
フジでライブを観て良かったので、中古で購入。
このアルバムも凄く良かった……、
と言いたい所だが、
このCDを聴けば、余りに気持ちよく、
ほぼ間違いなく寝てしまい、
最後まで聴いた記憶があんまりない。
でも多分良いです。


Yo La Tengo
Painful