今日書こうと思っていた事は、
全て先程のロンドンハーツで飛んでしまった。
観ていない人の為に説明すると、
簡単に言えば、長州小力へのドッキリだ。
呆然とする小力を横目に淳がゲストを呼び込む。
そのゲストこそが生前の橋本真也、というわけだ。
昔から橋本はバラエティによく出ていた。
中でも秀逸だったのは、「ごっつ」の
「ダウンタウンVS橋本真也」。
DVDとかになってるのかどうか知らないが、
観られるのなら、抜群に面白いので是非観て頂きたい。
橋本自身は特に何もしていないのだが。
橋本は、強くて怖いというイメージを保ちながら、
バラエティ対応できる希有な存在だった。
他には藤原組長くらいか。
テレビの枠の中で、
きちんとプロレスラーのイメージを表現出来るプロレスラーは少ないのだ。
そういう意味では、橋本の死はテレビ界にも大きな損失だったといえる。
小力に放った袈裟斬りチョップ。
当然バラエティレベルの軽い一発だったが、小力は吹っ飛んだ。
腹回りこそ、マット・ガファリ並みになってはいたが、
悪かった肩の調子も良さそうに見えた。
グランドスリーパーにかけられる小力は
「本物、スゲェ」
と、呟いた。
当たり前だ。
破壊王は凄いのだ。
しかし、不覚にも俺はこの一言で号泣してしまった。
最後に橋本は小力に、あの白い鉢巻きを渡す。
俺の物真似をやってほしい、という事だった。
何と、最後の最後に闘魂伝承を伝承したのは、長州小力だったのだ。
最後の勇姿はロンハーで、
後を託す相手が長州小力、
なおかつ、最後の映画出演がクロ高だ。
実に、橋本らしい話ではある。
今日はパンテラの「脳殺」。
本来なら、「脳殺」は破壊王自身の得意技だったはずなのに。
パンテラ
脳殺