「猫のテブクロ」筋肉少女帯 | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

nekono

ミートザのコーナー。

HIROT れ
HAPPYFUN セカンド
FLOWER トマト
ROCKKIDS JIRO

ジロウですって。


それでは、ミュートンをお楽しみ下さい。


Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

2曲目。


「これでいいのだ」筋肉少女帯


初めは朝観ていたテレビだった。
中3の中盤辺りだっただろうか。
何故か地方の弱小団体サンテレビで筋少のライブが放映されていた。

その頃の俺は昨日も述べた通り、
ガンズの洗礼を受け、
少しずつではあるが、ロックを聴くようになっていた。

朝、学校へ出る前にサンテレビの音楽番組「BTT JAPAN」を観るのが常だった。
因みにこれは邦楽専門の番組で、
違う曜日には洋楽専門の「BTT」が何となく放映されたりされなかったりしていた。

その朝は神戸チキンジョージでのライブを放送しており、
何やら黒ずくめの男が叫んでいる。

「僕は満天の星空の元、泣きながら思った。
これでいいのだ、つらくともこれでいいのだ。
TVの男が言う。
『西から昇ったお日様が東に沈む。これでいいのだ』。

これでいいのか。これでいいのだ。
これでいいのか。これでいいのだ。
これでいいのだ。これでいいのだ。
これでいいのだ。これでいいのだ。」

ガンズとはまた別の衝撃が俺を襲った。
ガンズが俺に与えたショックは音とビジュアルだった。

筋少が与えたのは言葉だった。

ロックやその他様々なマイナーなメディアに触れ、
信じるに値するはずの世界に疑いの目を向け、
つまりは、俺の心に暗黒面が頭をもたげようとしていた。

大槻の絶叫はその開きかけた暗黒のドアを
無理矢理こじ開けたのだ。