「SUPERSEXY SWINGIN' SOUNDS」ホワイトゾンビ | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

直訳すれば、凄くいやらしいスウィンギンな音。

ジャケットも伴って物凄く期待して聴いてみると、なんのことはない只のアストロ・クリープ:2000のリミックスである。
全然スウィングしてない。
聴いたことが無い方はアストロ・クリープ:2000を先に聴くことをお勧めする。


ジャケは見ての通り所謂エロジャケだ。
それもレトロな甘酸っぱさが漂う程良いエロ度。
お父さんが本棚の奥に隠しているPLAYBOYの趣だ。

子供の頃、よく女の裸見たさに家族の留守中よく父の部屋に忍び込んだもんだ。
今考えればどうということのないレベルのエロだったが、当時は大層興奮した。
おそらく隠れて盗み見ているという背徳心が余計に興奮を煽ったのだろう。
でも、週刊宝石の処女探しは何が面白いのかちいとも分からなかった。
もっと無いかと棚の奥を探ると、絵本のような装丁のかなり厳しいSM本が出てきた時には子供ながらに引いた。

父はあの絵本をどうしただろうか。
今、両親は家を兄に任せ二人でマンション暮らしをしている。
マンションに持っていったか、引っ越しの際に捨てたのか。
エロ類の処理は引っ越しの際が一番困る。
それも少しテイストのきつめなヤツほど困る。

おそらく父は、やはり母の居ぬ間に既に紐で括られている古新聞古雑誌の束を解き、古新聞で外から見えぬように挟み、そしてまた紐を結わえて何喰わぬ顔で元に戻したのだ。きっとそうだ。
俺ならそうする。というかそうした。家を出る際そうした。
お気に入りだけ持っていった。
同じDNAを持つ父だからきっと同じ方法を取ったに違いない。
きっと兄でもそうしただろう。

そんなノスタルエロに浸らせてくれるこのCDではあるが、やはり音としてはアストロ・クリープ:2000の方をお勧めする。

アーティスト: White Zombie
タイトル: Supersexy Swingin` Sounds