【この日の為に…in韓国②】 | 超無名だが…やたらチャンピオンになる子達と縁あるトレーナーのブログ

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これからボクシングを始めたい!
既にやっているけどもっと上手く強くなりたい!
そんな人達に今までの経験をもとに皆様に何かの気づきがあればとブログを立ち上げました。
よろしくお願い致します。

皆さんこんにちはニコニコ

 

 

今日は、水曜日…

じゃなくていつの間にか木曜日になっていまいました~

驚きましたびっくり

 

 

 

てことでブログいってみましょ~

 

 

【この日の為に…in韓国①】の続き…でっす!

 

 

亮の気持ちが上がらない…

 

 

冗談とわかってはいるが「もう引退しようかな…」(半分は本気だったかもしれないが)

 

亮の口から何度か聞いた、それに対して私は…「いつかチャンスが来るだろ…(もう6年、7年経っているのに)」程度の言葉しか返せなかった。

 

 

世界戦につながるような世界ランカーと戦いたい…

 

しかし外国の選手は日本に呼べない、もちろん海外には行けない、かといって日本国内で世界を狙っている選手同士を戦わせて、お互いを潰し合うようなカードはジムとしてはなるべく組みたくはない…

 

光ジム側から何人かの国内の世界ランカーへ試合のオファーを打診したそうだが全て断られる…といった事だった。

 

オファーしたのはボクシングファンなら名前は聞いた事ある人物ばかりだ!

そりゃそうだ、相手サイドかすれば亮と試合をして、勝てるかもしれないが…もし一発いいの貰ったら倒される危険性がモロにある相手だ!

 

次に試合が決まれば世界戦、世界戦じゃなくとも世界前哨戦!が組めるジムであれば断るのは正解だろう…

 

 

亮からは「移籍」という言葉も聞いていた…

 

ただ、亮が光ジムに在籍している選手の中では最後の初代会長「関光徳」イズムを引き継ぐ選手になってしまっていた。

亮も関会長には可愛がられていた選手の一人だ、自分が移籍する事は許されない…と移籍に関しては踏みとどまった。

 

 

コロナ禍でも何度か試合は決まったが、亮のモチベーションを上げる相手ではなかった。

勝っても亮は何も得るものなく、もし負ければ世界ランクがなくなる「ハイリスク・ノーリターン」だ!

 

 

亮の悪い癖が出る…「余裕で勝てるでしょ!」

 

いままでも何度と聞いてきたか、このセリフが出ると試合は勝てても試合内容は良くはない…

 

ブンブン丸になってしまうのだ!

自慢の強打もクリーヒットしなければ意味がない…

 

 

自分より格下…と言われている相手と試合が出来るのなら、「実戦で色々と試せる」と考えつかないものか、これ以上ない練習の場となると思うのだが…

 

自分と実力が拮抗している、相手の方がやや上…の相手であれば試合で練習している事を「試す」なんて事は、なかなかさせてはくれない。

 

私はそう考えるのだが、亮にも焦りが少なからずあったのだろう、人間みな平等に年を取っていく…アスリートの一歳年を取る、二歳年を取る…三歳、四歳と…


亮の焦りは感じていた。

 

 

だが年を重ねる…と言う事はなにも嫌な事ばかりではない!

経験値が上がって行くということだ!

 

私はよく年を重ねる事を「レベルがアップした!」と表現する。

 

学生時代によくやったロールプレイングゲームに例えてだ!

旅の経験、敵を倒すことでレベルアップする。

 

私は現在「レベル50」レベル99まではあと半分だ!

まだまだひよっこw

 

それでもレベル50にもなればそれなりに強い敵でも倒せるし、ラスボスも倒せるレベルだ!

 

人間も同じだ…レベル50にもなれば、何事にも動じなくなるし冷静な判断が出来るようになる。(それには個人差はあるだろう、どんな旅をしてどんな敵と戦ってきたかだ…)

 

ちょっと話が脱線してしまったが…

 

 

話を戻そう…

 

それならば!

亮が年を取っても亮のパフォーマンスを落とさなければいい!

 

 

簡単な事だ!

 

 

 

続く