アドラー心理学ELMリーダー


フリースクールテラ子屋つくば運営


薬害研究センター認定セラピスト修了


2歳〜中学生の3人のお母さん

 

川村真理子です
 

 

 
 


子ども支援の活動をする時に

考えなければならないことは、

「子どもを助けたい」と思う

自分の心理の裏側にあるものです。






子どもに限らず

「誰かを助けたい」という心理は

わたしたち人間の中に

とてもよく現れてきます。





一見すると他人のために動くのだから

良いことなのでは、と

思われがちですが、

その裏には必ず

「相手を支配したい」という欲求があります。





人間は常に誰かを支配しようと

隙を伺っているのですが、

それが弱者ならたやすいということを

分かっているからです。





ここで誤解してほしくないのは、

支配したい側が悪で

支配されている側がかわいそうということでは

ない

ということです。





お互いに、

「支配したい」

「支配されたい」

という根源的欲求があるからこそ、

マッチングアプリのように

ひかれあってしまうんですね😅






支配したい側と支配されたい側は

いわば共犯関係で共依存と言えるので、

どちらかが悪いわけではありません。






ただ人間には

「支配したい」「支配されたい」という

根源的欲求がある、というだけのことです。






なぜ支配したいのかと言うと、

相手に言うことを聞かせることや

思い通りに動かすことで、

自分を認めてもらえるからです。





承認欲求というやつですね。






自分は正しい、という

自己正当化にもつながり、

自分は正しいから存在してもいいんだ、

と安心を得られるので

人間は常に自分を認めてくれそうな

自分が支配できそうな相手を探しています。





そして子どもというのは

特にわが子は

どんな親だとしても

どんなに表面上は反抗的だとしても

親のことをありのまま受け入れてくれる存在です。





だからこそ

おとなは子どもに救いを求めてしまうんですね😅

本来は逆のことをしなければいけないはずですが……。






また、

実の親子でなくても

子どもというのはその許容性で

おとなを仲間に入れてくれるので、

幼少期を不遇に過ごしたおとなは

おとなになってから

子どもの集団に入りこむことで

自らを癒そうとします。







こちらの本は児童精神科医が書いたものです。

借りて読んだので

うろ覚えで恐縮ですが、

幼少期にするべきこと(親や友だちとの関わり)を

せずにおとなになると

あとでやり直しが必要になる、

というようなことが書いてあります。





つまり、

幼稚園や保育園で保育士をしている人は

自分がその年齢のころのことを

やり残しているので、

おとなになってからも

その集団に入って

理想の幼少期をやり直そうとしている。

または、

不登校支援をしている人は、

自分が学校時代にやり残したことがあるので

その子どもの集団に入って

理想の学校(不登校)時代をやり直そうとしている、

などが言えるのです(後半はわたしのことです)。





ですから

子どもの支援者というのは

子どものために自分を犠牲にして

活動しているように見えて、

実は自分のために子どもを犠牲に(消費)して

いるのですね😂





これは

どんなに素晴らしいと言われる人でも

例外なく当てはまります。





人間なんだから

そうなってしまうことからは

逃れられないのです。






「なんでわざわざそんなどうしようもない嫌なことを言うんだ」

と思われるかもしれません😅

もちろんそこにはわたし自身の

承認欲求や自己正当化が隠れていますが、

それとは別に

かつて子どもだった身として、

自覚もなく

「子どもたちのために」とか

「子どもを救いたい!」とか

言ってるやつらが

ものすごくムカつくからです(笑)





これを読んでいるあなただって

かつては子どもだったんだから

分からないはずはないんですが……。





やはり

「支配したい」「支配されたい」の

共犯関係は

強固なんですね。


 



ありがとうございましたにっこり







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