久々に夫と不倫相手の夢を見た


初めて相手の顔を見た(夢の中でだけど)


その子は悪びれもせずに、我が家の、しかも九州のおばあちゃんにちの方まで、元夫と2人でガン首並べてきていた


父もいて、私の姉妹も同席していた


謝罪をするわけでもなく、何かを話している

重い雰囲気でもなく、いかにもただ遊びにきた、といった感で


話している内容は少しずつ記憶から消えてきている


だが、妙に向こうが優勢で

今から生まれる赤ちゃんに危害がないよう布石をしてきている雰囲気は覚えている


父が話に入ってきた


あくまでも穏やかに諭すようにその方に話す

確か、これからどういうふうに考えているの?とかそんな質問だった。いかにも父らしい。


彼女は答えた、2人で精一杯この子を守っていく

だから心配はご無用だし、金輪際関わるなというようなニュアンスまで感じ取れる返答だったように思う


私ときたら、なぜか先にスタートしていた別件のミーティングにスマホで出席しており、それも同時にこなしている


彼女の話も聞きたいんだけど、ミーティングも白熱しており、どうしてもこっちを終えられない、、


その子の話を少し後ろの方で聞きながらも、ミーティングにも対応しなくちゃで、

代わりに姉が私の前に座ってその子の話を聞いてくれていた


夫はなぜか少し離れたソファーに座って高みの見物である

居どころが難しいのだろう

彼女の横も火に油のようだし、とはいえ私たち側も変だし、ってな感じ


ふいにその子が私に質問を向けた


まさにそのタイミングでミーティングがいよいよ混戦し佳境に入ってしまい、質問を聞きそびれた


え?ごめんなさい。なんて言いました?どんな質問でした?何回か聞き返した

思ったより強めに聞いていたと思う

そんなことに臆さない彼女は、それに対して質問を再度向けてくる

でもなぜかすっと理解できない


とうとう私は、「ひとつ私がわかってること、誇りに思ってることは、

私の息子はみんなから祝福されて生まれてきたこと、悲しい思いをさせる人はいなかったこと、裏切りの上に身近な人が悲しむ出産はどうなんでしょうかね」

といらん釘まで刺しかけた時、誰かが(元夫か?)が割って入って私の話は強制終了した


彼女は言った「この子を恨んでるのですね、、」お腹を両腕で包みながら見上げてくる


「いや、その子には何も罪はないと思います。何もする気もありません」当たり前だろ、相変わらず何か危害を加えてくると心配しているのだ


なるほど、だから今日来たんだ、と同時に理解した


「じゃあよかったです、それを確認したかったので」というような話を少しかわしてから

では、と言って立ち上がった


来た時はこっちにごまをするように、そばをウロウロしていた夫

うっとおしくなったなぁなんてぼやいて私の横で灰皿かなんかを探していたが、

「よし、じゃあ行こうか」などと言って、立ち上がる彼女の重たい体を支えた


新幹線座れるかな

何か食べて行く?

今日そっちに泊まっていいかな

などと2人の会話は当たり前のようになされている


イライラや怒りが湧いてくる


なんだこれ?


玄関を出てしばらくどこかまで見送るために全員がぞろぞろとそとを歩いている


文句の一つでも言ってやりたい

でも言葉が出てこない


私は後ろをついていく中で

ふと彼女の後ろ姿を隠し撮りをした


このふてぶてしさ

髪色は白に近い金髪

マタニティあるあるなワンピース


何に使うかわからないけど撮っていた


不意に夫が横に現れる


何?いいから何もすんなよ?!


すごい形相だった


そして

「今日のお前の態度なんだったん??

ずっとスマホでごちゃごちゃして、話もろくに聞かずに横向いてさ、あれはなに?

もういいけど、これ以上もう話すことはないから」

捨て台詞を吐き出し、前にいる彼女の方へ急ぎ早で向かう、その横顔はひどく物悲しそうだった


う、、そりゃ私だって、、


言い返したい言葉が喉元まできてつっかえた


でも図星だった


私は怖かった

そりゃそうだよ、正面になんて向かっていけないよ

直視するのが怖いよ


思ったより美人ではないかもね、、なんて横から盗み見てはホッとしたが、何度もチラチラ見ていたら、やはり可愛い子であったこと

お腹の子を守るために必死で向かってくること、

その眩しいほどにキラキラした攻撃は

私にとっては真正面で滅多刺しに受けてしまう吹き矢のようで、体も態度も斜に構えていたのだ


そして何より

この光に照らされて、わたしの影が濃くなっていたのがわかった


嫌味の一つでも言ってやりたい

彼女の悪いところダメなところを暴いてやりたい

あーコイツじゃなかったかも、、と夫に感じてほしい

そんなダークで粘着した濃い影が私の背後でうごめいていた


はっとした


こんな私、まったく魅力がない


そう感じた瞬間、夢の中だった私の脳内はジェットコースターが逆向きに爆走するように、いろんな景色や線や模様が私の後ろから前にぶわーーーっと流れては消えて行く


裏向きに爆走するジェットコースターは、私の中から生み出されたいらないものも、掃除機のように吸い取りながら、流れ去って行く


その爽快感にも似た感覚で疾走は、しばらく続いた


それが落ち着くと

私は目が覚めた


なんとも生々しい夢だった


きっと昨日初めて訪れた車のディーラーが

彼女や元夫が住むアパートの真横だったこと


そのアパートが古さはあるけど、ベランダなどもあったりしてなかなかに雰囲気がよかったこと


そんなリアルな生活を垣間見てしまったからだろう


そして

その最後のジェットコースターのような後ろ向きに座って目の前に流れ去っていく景色は

私から「手放し」を改めて教えてくれるタイミングだったんだろうと理解した


もういいんだよ


あっちはあっちの世界を生きているんだから

あなたはあなたの世界に戻りなさい



少しずつ、、ではなく

急激に、私の中で変化がある兆しだったのかもしれない