もう2週間前のこと。
クライアントさんのお客様がブラジルから来加するということで、クライアントさんの国際貿易関連をサポートするわたしも呼ばれ、ウエストバンクーバーにあるサーモンハウスで商談が行われた。おじさん4人➕わたしと、ブラジルからのお客様・40代女性の合計6人によるディナー。わたしは、仕事をぎりぎりまでした後、クライアントさんの社長(カナディアン)を車でピックアップ(お迎え)してレストランへ。駐車場に着くや否や、営業担当の60代のおっさん(アメリカン)を発見。あとの内部のおじさん2人(メキシカンとアメリカン)も加わり、みんなでエントランスに向おうとした時、
「あれ、⭕️⭕️さんどこ?」
と頭に浮かんだことをついつい口に出してしまうわたしが、ポロっと言った瞬間、みんなの顔が凍りつく。そしてみんなで営業の担当をがん見。
沈黙の最中、みんなの思っていることがまるでまんがの吹き出しのように垣間みれる。
おっさん1:君(営業担当者)がお客さんをホテルまで迎えに行くのが常識だよね。
おっさん2:君(営業担当者)がこの商談セッティングしたよな。
社長:君(営業担当者)の商談のサポートのためにみんな集めたんだよな。この会計もつの僕だし。
注目の営業担当者は頭を抱え、
オーマイゴーッド。ワッッターフアーーーーOOOOOO(禁句)。
と駐車場の中心で雄叫びをあげたのだった。本人曰く、すっかり忘れていたとのこと。
ということでお客さん抜きでおっさん4人と仲良くお食事。
せっかくだからとおっさん1とシーフードタワーをシェア。
おっさんたちはみんなでスコッチだ、ワインだのを飲み、運転していたわたしは飲みたいのをこらえ、とっとと帰りたいのに、おっさんたち悩んだあげく極め付けはデザート。
一人一つは恥ずかしいようで、みんなデザートワイン1杯とともにこのチョコレートムースをシェア。
見事に4分の1にカットしてみんなで分け合うその姿を見て、”甘いものよか酒”派のわたしの参加する女子会の方がもっと恰幅があっていいな、そう思ったのでした。