こんばんは〜。
モナです。
今日も朝から場を清めてエネルギーを流します
（必要な方はお受け取り下さい。）
＊
今日は以前から書きたいとは思っていたものの
何となく気分を害される方もいらっしゃるのでは？と思い
書けなかった記事を書きます。
（閲覧注意）でお願いいたします。
フランスでの海外生活以外に結婚直後、私は夫とともに中国、北京で生活していました。
それまで仕事柄（某航空会社関係）、海外は慣れていましたが、旅行で行くのと生活するのとは全くの別物で、、、中華圏に住んだこともなく、中国語を学んだこともなかったので、生活してからは一つのジャガイモをスーパーに買いに行くだけで大冒険。
そして、私の住んでいたマンションは日本人が住んでいるマンションから少し離れていたので友達もできず、かなり孤独な暮らしを強いられました。
当時、北京オリンピックも間近な頃でしたので、「英語くらい通じるだろう」と思っていた私の淡い期待を大きく裏切り、英語は全く通じず、行きたいところに行けない、買いたいものも買えない。
加えて食文化の違いから毎日点滴をするくらいおなかを下し。。。（中国北部でよく使われているピーナッツ油がとにかく合わなかった。。。）
精神的にも肉体的にも
そして何より心が
「辛い」
「助けて
」
」と悲鳴を上げ続けていたのを、
【夫も異国の地で仕事を頑張っているから自分の事で迷惑をかけられない】
【足手まといになってはいけない】
と思って無視し続け。。
夜寝ることもできず、常に倦怠感との闘い。
あれだけ好きだった外出もおっくうで料理も材料をそろえるのが嫌だ。。。
結果。。。適応障害に。。。
（このあたりの事はブログの最初の方に書いているかと思います）
日本で少し休み、元気になったことでまた中国に戻ったのですが
その時に見えた世界が違っていました。
今までの自分がどれだけ豊かで恵まれている国に生きてきたかを身をもって実感したのです。
この国を自分で何とかコントロールしようとしていたんですね。
だから、
どうして日本の様に横断歩道をゆっくり渡れないの
？
？日本だったらバスだって時間通りに来るし、、きちんと列に並ぶ
（中国は基本的に列には並びません。割り込み上等！でした）。
どうして並べないし時間も守れないし、路上でけんかするの？
空気が汚い！
道路も陥没しすぎ！もう、大っ嫌い
！
！そんな不満の視点からしか物事を見ていなかったのです
。
。（今考えるとネガティブエネルギーの周波数を思いっきり拾っていたのです）
日本に一旦戻ったことで心がリセットされたことで、見る視点が変わりました。
（このきっかけは祖父が亡くなったことでした。今となってみればこれ以上私が精神的に参る前におじいちゃんが止めてくれたのかもと思っています。何しろその時は体重が激減していて本当に健康状態が思わしくなくて倒れる寸前だったので
）
）そして、すべてに感謝の念がわくようにってから
中国の良いところがどんどん見えてきた。
儒教の教えが根底にあるので目上の人に対してみんな礼儀正しい。
子供や妊婦パラダイス。（妊婦やこどもがいればバスや地下鉄はモーゼの十戒の様に道が空き我先にと席を譲ってくれます。こどもがいるとみんなの子供の様に気遣ってくれます。子育て最高！子供は宝‟宝貝（バオベイ）”とも呼ばれています）
物価が安いのでタクシーに気軽に乗れたり、日本では敷居の高いレストランも割安で頂ける！
などなど。詳しくは下の本の中国部分にライターとして記事を書いています。
そして、何より子供の事。
矛盾しているようですが、中国は親のいる子供にとてもやさしいです。
ただ、黒ハイ子と言われる戸籍のない子は本当に悲惨な扱いを受けています。
それ以外にも、ストリートチルドレンと呼ばれる様な路上で外国人にお金を要求することを強要されている子供もいて、、、
例えば、足のない子（一説では集団によって切られているとも、、、）が朝になるとワゴン車で連れてこられて、ひとりひとり違う場所に物乞いのために置いて行かれるのです。
その子の前には段ボールが置かれ「財布を取られました。困っています。お金をください」と。。。
顔は薄汚れ、覇気がなく、体が不自由な未成年の子供がお金を要求して、おそらくはそのお金もすぐに大元の大人に搾取されるのです。。。
現在ストリートチルドレンは１－２億とも言われています。
かわいそうと思うか、それをどうとるかは自由なのですが
毎回その光景を見ると本当にいたたまれない気持ちになったものです。
そしてそんなことは絶対にない「日本に生まれたこと」自体が奇跡で宝くじに当たったようなラッキーだったと思うのです。
もちろん、生まれてくる子供がその環境を願って魂の成長のためにその国や環境を選ぶという考えもあるでしょう。
でも、実際その過酷な現状を人間的な視点で見る限りやっぱり、日本という平和な国に生まれて、便利で生活できていること自体、生きていること自体に感謝の念がわきます。
長文になってしまいましたが、自分の今の幸せに気づくという意味で中国生活は私にとって大きな財産となりました。
パソコンも携帯も自由につかえて、雨風のしのげる家がある。
それだけで幸せを感じるようになれたのはこの中国生活があってからでした。
お読みいただきありがとうございました。
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