今週の日経新聞(5月20日)に、若冲に関する記事が2つも載っていました。
ここ数年…もう10年くらい前からになりますが、若冲ブームが続いているんですよね♪

ひとつ目の記事は、チームラボが手掛けた若冲の屏風画についての記事でした。
チームラボは、プログラマーやアニメーター、数学者といった理系の方が多く、美術を科学的に分析する視点がお見事なんですよね。プロフェッショナルな方達の集団ですよね♪

チームラボの代表の猪子寿之さんが「僕たちは日本美術に固有の空間認識に興味がある。日本画を成り立たせている論理構造を解析し、それをデジタルで表現したい」と語っていました。

チームラボが手掛けた「Nirvana」は、若冲の「鳥獣花木図屏風」のイメージをいったん3DCGで作成したうえで、それを2Dに置き換えているそうですよ。

YOUTUBEで映像を見つけました。色鮮やかで、素敵な映像ですね♪

もうひとつの記事は、美術史家の山下裕二さんが若冲の作品について語った記事でした。(「動植綵絵 紫陽花双鶏図」についての解説が書かれていました。)

サントリー美術館で今月まで開催されていた「若冲と蕪村」展についても書かれていました。
私も、「若冲と蕪村」展、鑑賞して参りました。(もう会期は終了しています)

サントリー美術館が入っているミッドタウン内にも、展覧会の大きな垂れ幕がかかっておりました。
一見、若冲と蕪村って、何の関係もないように思ったのですが、実は、生誕三百年で、同い年の天才絵師だったんです。この展覧会まで気がつきませんでした。若冲の描いた「象と鯨図屏風」を鑑賞できて、感激しました。若冲の描く象、大好きです♪

お・ま・け♪
ミッドタウン内に、国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展」に関連して、サモトラケのニケの複製の像が展示されていました。(ルーヴル展、会期終了の6月1日まで、ミッドタウンでもニケ像が展示されるそうです。)

このニケ像!複製ですが、かなり迫力があるんですよ♪
せっかくなので、別の角度からも撮ってみました♪(笑)こちらからの方が綺麗じゃないですか?
ミッドタウンの公園?庭は、散歩に最適なんですよね♪緑いっぱいで、お花も綺麗でした♪