根津美術館で開催されていた「尾形光琳300年忌記念特別展 燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密」を鑑賞した感想です。(会期は終了しております。)
根津美術館とMOA美術館の両館がそれぞれ所蔵する「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」。光琳が描いた2点の国宝の屏風が56年ぶりに同時に鑑賞できる特別展でした。
母も熱海のMOA美術館まで行き、私より一足早く鑑賞してきたのですが…。大変素晴らしかったということを聞いていたので、とても楽しみにしていた展覧会でした。
MOA美術館では、「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」が向かい合うように展示されていたそうですが、根津美術館では、並んで展示されていました。素晴らしかったです♪大変感銘を受けました。
「燕子花図屏風」
光琳が生涯、燕子花を意匠とした作品を手掛けていたことは知られていますが、「燕子花図屏風」はその中でも随一の代表的な作品ですよね。
金地に、燕子花のみというシンプルな構成ですが、無限の広がりを想像させます。
地下のお茶室に、模写した絵が展示されていました。
そして、光琳の最高傑作とも言われている「紅白梅図屏風」。
先日、クリムトについて書きましたが、クリムトが影響を強く受けたと言われている光琳の「紅白梅図屏風」も鑑賞してきました。(クリムトの代表作のひとつアデーレの肖像画のドレスの輪郭が、紅白梅図の川の輪郭と似ているんですよね。)
「紅白梅図屏風」
光琳が晩年に描いた作品で、左に描かれている白梅が老木、右に描かれている紅梅が若木で、その間を流れる黒い河は「時の流れ」を象徴しているそうです。人の一生を描いているように感じます。河の曲線も美しい作品です。
そして、美術館の庭園で、本物の燕子花も見てきました。
展示室で光琳の燕子花を、その後に本物の燕子花も見ることのでき、同時に両方の燕子花を堪能できました。
根津美術館は、趣があって、素敵な美術館ですよね。大好きな美術館です♪
幸せな時間を過ごすことができました。感謝です♪
根津美術館とMOA美術館の両館がそれぞれ所蔵する「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」。光琳が描いた2点の国宝の屏風が56年ぶりに同時に鑑賞できる特別展でした。
母も熱海のMOA美術館まで行き、私より一足早く鑑賞してきたのですが…。大変素晴らしかったということを聞いていたので、とても楽しみにしていた展覧会でした。
MOA美術館では、「燕子花図屏風」と「紅白梅図屏風」が向かい合うように展示されていたそうですが、根津美術館では、並んで展示されていました。素晴らしかったです♪大変感銘を受けました。
「燕子花図屏風」
光琳が生涯、燕子花を意匠とした作品を手掛けていたことは知られていますが、「燕子花図屏風」はその中でも随一の代表的な作品ですよね。
金地に、燕子花のみというシンプルな構成ですが、無限の広がりを想像させます。
地下のお茶室に、模写した絵が展示されていました。
そして、光琳の最高傑作とも言われている「紅白梅図屏風」。
先日、クリムトについて書きましたが、クリムトが影響を強く受けたと言われている光琳の「紅白梅図屏風」も鑑賞してきました。(クリムトの代表作のひとつアデーレの肖像画のドレスの輪郭が、紅白梅図の川の輪郭と似ているんですよね。)
「紅白梅図屏風」
光琳が晩年に描いた作品で、左に描かれている白梅が老木、右に描かれている紅梅が若木で、その間を流れる黒い河は「時の流れ」を象徴しているそうです。人の一生を描いているように感じます。河の曲線も美しい作品です。
そして、美術館の庭園で、本物の燕子花も見てきました。
展示室で光琳の燕子花を、その後に本物の燕子花も見ることのでき、同時に両方の燕子花を堪能できました。
根津美術館は、趣があって、素敵な美術館ですよね。大好きな美術館です♪
幸せな時間を過ごすことができました。感謝です♪