今年の夏、来日公演が予定されている舞台『War Horse』のメイキング番組を見ました。


http://www.youtube.com/watch?v=wujNwkObgN4
石丸さんが番組のナビゲーターを務め、作品の魅力を語るということがきっかけで見た番組でしたが・・・。番組を見て、是非舞台を観てみたくなりました♪

少しだけストーリーも紹介されていました。少年のアルバートが育てた馬が、第一次世界大戦で軍馬として送られ、アルバートも兵士となって戦場に出向くらしい・・・。映画にもなっているので、ストーリーを知っている人は多いのかもしれませんね。

主役の馬のパペットを動かしている役者さんたちのお稽古風景も流れていました。馬の重量感とか、筋肉の動きを出すために、俳優さんたちは苦労されたようです。
テレビで観ていても、本物の馬のように観えていました。細かいところまで忠実に造られていて・・・耳もくるくる動いていました♪
生で、是非パペットの馬の動きを観てみたくなりました。

スピルバーグも舞台を観て感動して映画化したそうです♪映画を製作する時、舞台で観たリアルな馬の動きを映画にも求めたらしい・・・。石丸さんが、パペットの馬を“馬よりも馬らしかった”という表現をされていて、その言葉が印象的に残りました。

蜷川幸雄さんと夏木マリさんのコメントも流れていました。
あの蜷川さんが、「負けた」と思ったんだそう・・・。
夏木マリさんは、来日公演はたくさんあるけれど、これは観ないと・・・本物を観ないと!と仰っていました。夏木さんが仰ると説得力がありますね~。

ナビゲーターを務めた石丸さんも、ロンドンでこの公演をご覧になって、とても感動した作品なんだそうです。この作品の魅力を熱く語っていました。

番組の中で、この作品の時代背景も紹介されていました。
番組が終わった後で調べてみたら、第1次世界大戦で、イギリス軍だけでも、なんと100万頭もの馬 が戦死していたことを知りました。また、イギリスから海外へ送られた100万頭の馬のうち、帰ってきたのはわずか6万2000頭だったとか・・・。とても胸が痛みます(涙)

たくさんの人が亡くなり、多くの馬も亡くなっていたんですね・・・。
愚かな人間の戦いのために、何の罪もない・・・こんなに多くの馬が犠牲となっていたなんて、知りませんでした。とてもショックなことです。(日本も昔から戦いに馬を使ってきたのだから、実は同じことなんですよね・・・。)

今日、番組を観て、すぐにでも映画を観てみたいという気持ちになっていますが・・・やはり舞台が先の方がいいんでしょうね♪
まだチケットを取れていませんが、夏の楽しみがひとつ増えました♪
どうか行けますように・・・。