本日(2月17日(月))の日経新聞(夕刊)に、先日観劇した「もっと泣いてよフラッパー」の劇評が掲載されていました。
以下、本日の日経の紙面(夕刊文化16面)から。
これぞまさに音楽劇と太鼓判を押せるのが、串田和美の作・演出「もっと泣いてよフラッパー」だ。アングラ演劇が華やかだった1977年、オンシアター自由劇場によって初演された舞台が、キャストを一新して生まれ変わった。明るく喜劇的な祝祭感にあふれているが、今の日本の現状に照らしてみると、ノスタルジックでどこかほろ苦い。
1920年代、禁酒法下のシカゴが舞台。フラッパーはおてんば娘の意味で、クラブの踊り子志望のジル(松たか子)を中心に、八百長ボクサー(大東駿介)、落ち目のギャング(松尾スズキ)らの恋物語をキャバレーショウのようにちりばめた。出演俳優が歌って踊り、楽器演奏までするのが特徴だ。
物語をうんぬんするより、数珠つながりに展開していく場面場面が面白い。基調はドタバタ三文芝居で、イタリアの伝統喜劇コメディアデラルテの趣も色濃い。出演者は、小劇場出身の松尾、秋山菜津子、歌舞伎の片岡亀蔵、劇団四季出身の石丸幹二、モデルのりょう、鈴木蘭々など多彩だが、反リアリズム演劇だから格好の組み合わせだ。
ジルはこれまで吉田日出子が演じた。松のジルは、デカダン色は薄いが、歌唱力もしっかりし、前向きで性格が明るいのがいい。松尾は素なのか意図的演技なのか、即興的な奇才が輝く。また音楽監督が松の夫、佐橋佳幸で、夫婦善哉の隠し味もある。
今回の作品は、串田が芸術監督を務めたシアターコクーンで90年から92年まで3年連続で上演して以来、22年ぶりの再演。この間の空白はいわゆる失われた20年に相当する。久しぶりに聞く20年代風の楽曲は日本の挽歌としても聞こえた。3月2日まで、シアターコクーン。(文化部 河野孝)
★フラッパー制作発表の映像
Jazzyでお洒落な楽曲が多く、とても心地良い音楽劇でした♪
この映像、歌う松さんの後ろに、ばっちりとサックスを演奏する石丸さんが映っていて、お気に入りの映像です♪串田さんがクラリネットを演奏する姿も♪大東さんはチューバを演奏しています♪松さんの旦那さま佐橋佳幸さんは、2階部分?で演奏されています♪
みなさん、いろんな役を演じながら、演奏もされていてビックリでした!
観終わった後も、“もっと泣いてよフラッパ~♪”と楽曲が耳に残り・・・渋谷駅までの道のり、私の頭の中でこの曲が気持ち良く流れていました♪
次の観劇は、今週水曜日です。
気になるのは、お天気です。
今年はもう降らないだろう・・・と思っていたのですが、雪だるま
が付いてるんですよ!こまっちゃう・・・。
でも、私は究極の晴れ女♪なので、雪や雨は降らせませんよ!晴れ女の実力が試される時が来たわ♪(笑)
どうか無事に劇場まで辿り着けますように・・・。
2回目のフラッパー、楽しみです♪
以下、本日の日経の紙面(夕刊文化16面)から。
これぞまさに音楽劇と太鼓判を押せるのが、串田和美の作・演出「もっと泣いてよフラッパー」だ。アングラ演劇が華やかだった1977年、オンシアター自由劇場によって初演された舞台が、キャストを一新して生まれ変わった。明るく喜劇的な祝祭感にあふれているが、今の日本の現状に照らしてみると、ノスタルジックでどこかほろ苦い。
1920年代、禁酒法下のシカゴが舞台。フラッパーはおてんば娘の意味で、クラブの踊り子志望のジル(松たか子)を中心に、八百長ボクサー(大東駿介)、落ち目のギャング(松尾スズキ)らの恋物語をキャバレーショウのようにちりばめた。出演俳優が歌って踊り、楽器演奏までするのが特徴だ。
物語をうんぬんするより、数珠つながりに展開していく場面場面が面白い。基調はドタバタ三文芝居で、イタリアの伝統喜劇コメディアデラルテの趣も色濃い。出演者は、小劇場出身の松尾、秋山菜津子、歌舞伎の片岡亀蔵、劇団四季出身の石丸幹二、モデルのりょう、鈴木蘭々など多彩だが、反リアリズム演劇だから格好の組み合わせだ。
ジルはこれまで吉田日出子が演じた。松のジルは、デカダン色は薄いが、歌唱力もしっかりし、前向きで性格が明るいのがいい。松尾は素なのか意図的演技なのか、即興的な奇才が輝く。また音楽監督が松の夫、佐橋佳幸で、夫婦善哉の隠し味もある。
今回の作品は、串田が芸術監督を務めたシアターコクーンで90年から92年まで3年連続で上演して以来、22年ぶりの再演。この間の空白はいわゆる失われた20年に相当する。久しぶりに聞く20年代風の楽曲は日本の挽歌としても聞こえた。3月2日まで、シアターコクーン。(文化部 河野孝)
★フラッパー制作発表の映像
Jazzyでお洒落な楽曲が多く、とても心地良い音楽劇でした♪
この映像、歌う松さんの後ろに、ばっちりとサックスを演奏する石丸さんが映っていて、お気に入りの映像です♪串田さんがクラリネットを演奏する姿も♪大東さんはチューバを演奏しています♪松さんの旦那さま佐橋佳幸さんは、2階部分?で演奏されています♪
みなさん、いろんな役を演じながら、演奏もされていてビックリでした!
観終わった後も、“もっと泣いてよフラッパ~♪”と楽曲が耳に残り・・・渋谷駅までの道のり、私の頭の中でこの曲が気持ち良く流れていました♪
次の観劇は、今週水曜日です。
気になるのは、お天気です。
今年はもう降らないだろう・・・と思っていたのですが、雪だるま

でも、私は究極の晴れ女♪なので、雪や雨は降らせませんよ!晴れ女の実力が試される時が来たわ♪(笑)
どうか無事に劇場まで辿り着けますように・・・。
2回目のフラッパー、楽しみです♪