今日は、もう一つミュージカルについて!

先日観劇して、とても感動したミュージカル♪

只今、日生劇場で上演されている『ジェーン・エア』です。


初演を観劇できなくて残念でしたが、今回再演を観劇できて、本当に良かったと思いました。

演出を手掛けたのが、レミゼで有名なジョン・ケアード氏でした。

こういうミュージカルを観てみたかったという・・・私の中で、パズルのピースがピタッと当てはまった感じがしました♪


ミュージカルの中の世界と私の生きている世界が違っていても、主人公の松たか子さんが演じているジェーンや橋本さとしさんが演じているロチェスターの気持ちに深く共感できる作品でした。


辛い経験をして傷ついた過去を背負っていても、人は強く生きていけるんだなぁ・・・人を愛するって素晴らしいことだなぁ・・・・と色々なことを感じました♪


こっそりと告白してしまうと・・・。

さとしさんが出演するという理由で観劇を決めたので、動機は不純でしたけど!(笑)

観劇して、作品の内容に、胸を打たれました。台詞のひとつ、ひとつ・・・素晴らしい楽曲の数々が胸に響きました。


まだまだ公演は続くので、作品の内容に関する感想はやめておきますが・・・。

松たか子さんのジェーンが素晴らしかったです♪圧倒的な存在感と伸びやかな歌声が素敵でした。どんな作品でも、松さんは素敵♪大好きな女優さんのお一人です。


ジェーンの子役を演じた松田亜美ちゃんも、素晴らしい歌声と演技をされていて驚きました。パンフを見たら、まだ12歳のようです。信じられない!亜美ちゃんの演技に、一幕から涙が止まらなくなりました。亜美ちゃんは、『アニー』や『モーツァルト』にも出演されているそうです。将来、きっと素敵な女優さんになるんだろうなぁ♪


さとしさんの演じたロチェスターも、物凄く素敵でした♪さとしさんは、陰のある役が似合いすぎます♪(笑)

心に傷を負っているロチェスターを、ジェーンが自分の命に代えても守ってあげたい・・・という気持ちが、とても理解できました。切ない歌声と切ない表情に、涙、涙・・・となってしまいました。あの犯罪級の男の色気は一体どこから?醸し出されるんだろう・・・。(笑)ミステリアスな雰囲気もあって、ロチェスターに凄く魅かれました♪

ロチェスター役を演じるさとしさんを観ることができて、本当に良かったと思いました。バルジャン、エンジニアに並ぶくらい素敵なロチェスターでした♪


このミュージカル、絵画のような美しい風景が広がっているセットが印象的です♪

とても上品で素晴らしいセットでした。舞台美術を、松井るみさんが務めていました。

溜息が出るほど素敵なセットでした♪


バルビゾン派のコローやルソーの絵の世界に入り込んだ気がしました。

ジェーン・エアが住みこみで家庭教師をするソーンフィールド邸の部屋の壁には、バルビゾン派のような絵が何枚も飾られていました。


私が感じたジェーンエアの世界(ソーンフィールド邸の周りの風景)は、下の絵のようなイメージです♪


テオドール・ルソー 『森のはずれの池』


Going my way ~どこまでも続く道~-森のはずれの池

テオドール・ルソー 『フォンテーヌブローの森のはずれ(夕日)』


Going my way ~どこまでも続く道~-フォーンテーヌブローの森のはずれ


テオドール・ルソー 『森の中の池』


Going my way ~どこまでも続く道~-森の中の池 

とても感動したので、もう一回観劇する予定です♪