今夜、BSプレミアムで、市村正親さんが主演を務めた「エンロン」が放送されます。(8月6日(月)【5日(日)深夜】午前0時30分~午前3時48分放送)大河ドラマ『平清盛』で、平忠正役を演じていた豊原功輔さんも出演されています。(忠正は、保元の乱で清盛と敵対する崇徳上皇側につき、平氏分裂を引き起こしました。保元の乱では、清盛と激しく戦うシーンがありました。お互いに切りたくない・・・という心情がありながら、戦わざるを得なかった2人の殺陣のシーンは涙、涙・・・で感動したな~。)


いきなり話が脱線してしまったけれど・・・。(笑)

今夜放送される「エンロン」は、アメリカの大手企業だったエンロンが、巨額の不正経理とインサイダー取引が明るみに出て、2001年に破綻したという・・・実際の事件を題材にした舞台です。


そして、この「エンロン」の他にも、イッセー尾形さんのひとり芝居 「相変わらずのバーテン」と「デジャヴおばさんのトランジット」も放送されます。


以下、NHK(プレミアムシアター)の公式サイトから・・・。

◇L・プレブル 作 D・グリンドレー 演出 「エンロン」

【内容】
巨大企業、エンロンが破たんした事件を題材に、イギリスの劇作家ルーシー・プレブルが戯曲を
執筆した舞台「エンロン」。
時は2001年12月。売上高全米第7位、世界第16位の巨大企業が破綻した。規制緩和の波にのり
エネルギー業界で大躍進を遂げたエンロン。ウォールストリート・ジャーナル紙がエンロンの不正会計
疑惑を報じたことで、株価が大暴落したのをきっかけに、粉飾会計、不正取引が次々と明るみになり、
たった2ヶ月間で破綻に追いやられた。負債総額は160億ドルを超え、当時のアメリカ史上最大の
企業破綻となった。エンロンの躍進に人生を賭けるうち、権力欲にとり憑かれた男たち。彼らの
夢の果てに残されたものとは―。
主演を務めるのは、市村正親。そのほか、豊原功輔、香寿たつき、たかお鷹ら多彩な演技派俳優たち。

権力欲にとりつかれた男たちの姿をエンターテインメント性あふれる舞台として描く、舞台「エンロン」をご覧頂く。

<作>
ルーシー・プレブル

<演 出>
デヴィッド・グリンドレー

<出 演>
市村正親 豊原功補 香寿たつき たかお鷹 ほか

収録:2012年4月26日
天王洲銀河劇場


◇イッセー尾形ひとり芝居 「相変わらずのバーテン」「デジャヴおばさんのトランジット」

【内容】
1980年、作品「バーテンによる12の素描」以降、一貫してひとり芝居を続けるイッセー尾形。
日本における、ひとり芝居のパイオニアとして現代に生きる人々の姿を、独特の視点から鋭く描いている。
イッセー尾形が2009年に発表した舞台からの2作品。身近にいそうで、思わず、共感してしまう人々の姿。
イッセー尾形、珠玉のひとり芝居をお楽しみ頂く。

◆相変わらずのバーテン
80年のデビュー当初から、イッセー尾形が演じ続ける「バーテン」シリーズの新作。
バーテンは相変わらず団扇を持ち、従業員・ジュンをからかいホステスのみっちゃんとダルい時間を過ごす。
澱んだ時間の中を生きる彼らには、客の来ないお店で時間をつぶす方法をひたすら前向きに模索する。

◆デジャヴおばさんのトランジット
イスタンブールに近い外国の空港にトランジットで思わぬ足止めをくらった、秘書とデジャブおばさん。
実母が亡くなっての傷心旅行。おばさんは決まった時間に美容と健康の「顔面体操」を欠かさない。
結構、人生楽しそう。現地の子供たちにからかわれながら、秘書と空港で過ごすひととき。

<作・演出>
森田雄三

<出 演>
イッセー尾形

収録:2009年8月21日
原宿クエストホール